2.トゥルントゥルンの美髪が叶うプロの【集中ヘアケア】
教えてくれるのは、美容家 神崎恵さん
うるおう=重たいではありません。軽やかでツヤツヤが目指すゴール
「理想は『触れたらやわらかいんだろうな』と妄想させるような質感。私は乾燥毛なのでうるおいは欲しいけど、ぺったりしてしまうような重い仕上がりも絶対にNG。そもそも髪はこなれ感を演出するために欠かせないパーツ。だからこそ高い保湿力を持ちつつ、軽やかな動きを出せるアイテムを厳選したり、根元にはトリートメントをつけないなど様々な工夫をしています」と誰もがうらやむ美髪の持ち主神崎さんは語る。「スキンケアより、ボディケアより、1回のケアで結果が出やすいのがヘアケア。その嬉しい変化をモチベーションにして、理想の髪を手に入れて♥」
【1】シャンプー前には丁寧なブラッシングを
「ブラッシングで頭皮の血行を促進して、ケア剤の浸透をサポート。また髪の絡まりをほぐし、汚れを浮き上がらせることで、シャンプーの泡立ちもよくなります」
メイソンピアソン エクストララージブリッスル ¥24500/オズ・インターナショナル
「投資する価値のあるブラシ。使い続けるうちに髪にツヤとコシが蘇る」猪毛100%使用。
【2】お湯でよーく汚れを落とす
「ココを疎かにすると髪のキレイは手に入りません。ただ濡らすだけでなく、頭皮や髪の汚れを落とすつもりで念入りに!」
【3】シャンプーは2回。頭皮と髪の汚れをしっかりオフ!
「よく『毎日洗うのだからシャンプーは1回でいいのでは?』と聞かれますが私の答えはNO。頭皮の汚れ、皮脂、そして髪に付着したスタイリング剤をきっちり落とすにはやはり2回洗いがベストです。指の腹を使い、頭全体をまんべんなくマッサージするように洗いましょう」
ザ・ヘアケア アデノバイタル シャンプー 250ml ¥2500(サロン専売品)/資生堂プロフェッショナル
「長年愛用! うるおいを守りつつも、頭皮がスッキリします」美髪の持ち主の愛用率No.1。
【4】トリートメントはW使いで集中ケア!
「毛先から根元の5~7センチ手前までヘアセラム→トリートメントの順番に塗布。毛先を少量ずつ束にしてからキュッとねじって、美容成分の浸透力を高めるのがコツ」
「浸透力に優れたヘアセラムとトリートメントがあれば、冬の乾燥も怖くない」キューティクルを整えて毛髪の栄養成分の流出を防止するトリートメントと、髪に塗布するとゲルカプセルが弾ける設計で常にフレッシュな状態で使えるセラム。
右から:イイスタンダード トリートメント キューティクルニュートリション 250ml ¥2800、同 ヘアセラム 120g ¥2800/サンテック
【5】ホットタオルとシャワーキャップで髪への浸透をさらに高める
「ヘアセラムとトリートメントを塗布したら、ホットタオルで髪全体をくるんで上からシャワーキャップをかぶり、湯船で5~ 10 分温まります。温熱効果で髪への美容成分の浸透効果がアップ!」
マクシマ アルミじんわりキャップ ¥500/シャンティ
「お湯に浸かると温熱効果がさらに高まる! 短時間で浸透させたいときにも」キャップ内部の熱を反射させ熱効率を高める。
【6】毛先をオイルで徹底補修
「タオルドライした後、毛先を中心に揉み込むようにヘアオイルをなじませます。ベタつきやボリュームダウンの原因になるため、根元から5~7センチの部分には塗布しないこと! 仕上げに目の粗いコームで髪全体をコーミングしてあげると、オイルの浸透力が高まりますよ」
【7】ちゅるるん髪の要、神崎流ドライテク
- スタートは首まわり。髪を軽く引っ張りながら乾かすと、サラサラに。
- 下を向き、後頭部の髪を前に持ってくるようにドライ。根元は念入りに。
- 上を向き、全体を手ぐしでかき上げながらドライヤーの風を当てる。
- トップの毛を1:9に分け、9の方向に軽く引っ張りながら風を当てる。
- 逆方向も同様に行う。生えグセが解消されて、根元が自然に立ち上がる。
- 全体の8割が乾いたら、弱モード&冷風に切り替え、上から風を当てる。
撮影:向山裕信/Vale.(人物)、五十嵐真(商品)、スタイリスト:川崎加織、イラスト:ホンダシンイチ、取材・文:前田美保、中川知春、構成:大木光
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誰より自分がよく目にするパーツだから!【ネイルケア】
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