◆コスメをチェックするのは……
ビューティジャーナリスト 齋藤 薫さん
美界のご意見番。本誌連載のほか、美容や女性をテーマに数多くの女性誌で執筆中。「今年の美白市場は物静かといわれながらも、やっぱり今年ならではの美白の充実に満たされた」
【4/1】ポーラ
ポーラの最新美白研究が透明感の謎を解き明かし、頼れる美白マスクとドリンクとなって誕生。ますます加速するホワイトショットから目が離せない!
左から:
ホワイトショット QXS〈医薬部外品〉2枚入り(6.0ml)×20包 ¥6800、ホワイトショット インナーロック リキッド IXS 30ml×10本 ¥5800/ポーラ
強い日差しを浴びるとすぐに肌が黒くなるのは、巨大なメラノサイトの塊=メラノピラミッドが形成されるからという新メカニズムを発見。速攻美白アプローチで透明感をもたらす美白マスクは、うっかり日焼けのレスキューケアにも。ドリンクとの合わせ技でさらなる明るい肌を目指して。
またも新発見、飲んで貼るから高速ジミに劇的効果!
「“新発見あってこその新製品”をモットーとするポーラだからできた美白がユニーク。巨大な塊メラノピラミッドによる“高速メラニン活動”を発見したことで、この数年あまり進化しなかった美白の王道効果が一気に動く可能性が。紫外線を浴びてすぐ黒くなり、色ムラになる高速ジミには確かに“飲む”“貼る”が効くはず。厚みのあるパックは吸いつき、一回でいきなり透明度が増し、ドリンクは非常に飲みやすくくせになる。それがそのまま効果に変わる高速美白はやはり強力」
【4/4】ジルスチュアート
圧倒的な輝きで魅惑的な唇を叶える、新リキッドルージュが登場。クリスタルのようなツヤ感を纏えば、どんな唇もふっくらボリュームアップ。
ルージュ クリスタル カラット 全9色(うち限定1色)10ml 各¥2800/ジルスチュアート ビューティ
光の乱反射を最大限に活かすクリスタルミラーオイルを配合したリキッドルージュ。濃密なツヤとまばゆい光沢感で、サッと塗るだけでボリューミィな唇に。ボトルもチップもクリスタルのモチーフをイメージ。このクリスタルカットのチップはどんな唇にもフィットし、ひと塗りで輪郭まで整った美唇を実現!
眩しく、みずみずしいクリスタルタイプの新境地
「リキッドリップと呼ぶにはあまりに眩しすぎる。遠目にはラメのような強いきらめき、近づくほどにエナメルのなめらかさ、クリスタルタイプと呼びたくなる新次元のリキッドなのだ。不思議なのは、膜自体はこっくりとした厚みがあってぴったり吸いつくのに、感触は意外にもみずみずしくベタつかないこと。そのギャップにハッとする。それも高い反射率のクリスタルミラーオイルのおかげ。ピンク系の奥行きをこれでもかと追求した色ぞろえも、まさにジルスチュアートの世界!」
【4/5】イグニス
新生イグニスが目指すのは、どんな環境下でも健やかな、強く美しい肌! 植物が持つ強い生命力を味方に、内側から輝く白さを叶えて。
左から:
ホワイトニング エッセンス 40ml ¥5000、ホワイトニング ローション 200ml ¥5000、ホワイトニング ミルク II 200g ¥5000〈すべて医薬部外品〉/イグニス
北海道産ハスカップエキスと白神産ウイキョウエキスのチカラで、美白と健やかさを叶えるホワイトラインが誕生。コクのある乳液、まろやかな化粧水、白さと透明感を加速させる美白美容液と、お手入れの心地よさを味わいながら、潤いがみなぎる澄んだ肌色を目指して。
白神研究所生まれの植物パワー、乳液力に改めて感動
「製造販売元は、世界遺産の白神山地の麓にある白神研究所。広大な敷地で栽培される植物研究の生む本気のパワーは“乳液が主役”のケアで登場。ウイキョウにホワイトケアの鍵、ハスカップエキスを配合、エネルギッシュな植物美白となった。こっくり乳液→濃厚化粧水→乳液状美容液と、ミルキーな潤いを肌でミルフィーユするステップは、一からお手入れを見直したいくらい、速攻の感動的手応え。白磁のような端正なパッケージも生活をやり直したくなるくらい美しい」
【4/21】メナード
紫外線の影響が気になるこれからの季節に、頼れる薬用美白パックが登場。いつでも心地よく、たっぷりの潤いを届けてシミになりにくい美肌をキープ。
フェアルーセント 薬用パック ホワイト〈医薬部外品〉110g ¥7000/メナード
高い美白効果を発揮する安定化ビタミンC誘導体(APM)に加え、日焼け後のほてりを防ぐ効果を備えた薬用美白パック。なめらかで厚みのあるクリームが角層にたっぷり潤いを届け、紫外線を浴びた肌を健やかに整える。
今日も今日もと手がのびる、肌がずんずん明るくなる
「塗るパックは難なく均一にのびるのにピタリと吸いつき、瞬時に効果を出し、なおかつ落としやすいなど、使い勝手のよさこそ評価の鍵。でないと続かないし、今やパックは肌と心のカームダウン、ここが極めて重要なのだ。そういう意味でこのクリームパックはストレスゼロ、今日も今日もと思わず手がのびるほど心地よい。キメを整え透明感を高め、明るさを内から引き出す成分の最強ブレンドといえる内容。ティッシュオフした肌がもうツヤツヤ、ハッととするほど明るいのだ」
撮影/高橋一輝(近藤スタジオ) 取材・文・構成/寺田奈巳
Edited by 寺田 奈巳
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