■教えてくれるのは……
ヘア&メイクアップアーティスト paku☆chanさん
STEP1:透明下地で全顔に潤いのヴェールを
「みずみずしいツヤは透明感を高めるために欠かせない要素。今季豊作のカラーレス下地は乾燥やテカリを防ぎつつ、毛穴など凹凸のブラー効果も。透明感のキープ力に差が出るから、薄~く全顔になじませて。じつはベースメイクの仕上がりの6~7割が決まるほど下地は影響力大」
(左)ピュア キャンバス プライマー ハイドレーティング 50ml ¥4200/ローラ メルシエ ジャパン
潤いをたっぷり注入する高保湿下地。
(右)スイ ブラック UVメイクアップ ウォーター SPF30/PA+++ 150ml ¥3000/アナスイ コスメティックス
化粧水のテクスチャーで毛穴カバー力も◎。
STEP2:パープル下地を重ねてハイライトを
「“なんだか新鮮”と感じさせるキーアイテムがパープル下地。ブルーの透明感とピンクの血色感のイイトコ取りで、白っぽく浮かずなじみも◎。寒色と暖色、どちらのアイメイクも合う肌色になり、メイク全体もあか抜けた印象に。STEP4の後、目の下にだけ重ねても」
(左)イルミネイティング セラムプライマー 02 SPF20/PA++ 30ml ¥3200/ジルスチュアート ビューティ
みずみずしく発光するような肌に。
(右)スムースキープベース UV SPF40/PA+++ 28ml ¥1400/オルビス
潤いを与えつつ、過剰な皮脂をコントロールしてテカリやくすみをオフ。
1.ハイライトを面で仕込む
パープルの下地をのせる位置は目の下、まぶた、鼻根、鼻筋、あご。目まわりは面で広げ、そのほかの3ヵ所は点で置く。
2.内から外へワイパー塗り
塗り方は目の下は指でワイパーのように中心から外側へ広げ、まぶたは少量をなじませる。鼻根、鼻筋、あごは広げすぎず、なじませて。
STEP3:ファンデーションとコンシーラーで肌の色みを調整
「ファンデとコンシーラーは、潤った肌と感じさせるツヤ系をチョイス。下地の光を透けさせてヌケを出したいので、カバーしすぎは禁物。ファンデを全体に塗ってから、気になる部分だけにコンシーラーを。透明感アップならファンデはベージュ系の色みがおすすめ」
(左)ソーラーティンティドグローフロー SPF50+/PA++++ 全7色 30ml ¥4800(6/10発売)/THREE
(中)インテントスキン クリーミィリキッドファンデーション SPF37/PA+++ 全4色 28g ¥4800/セルヴォーク
(右)ヌード ウェア リクイド EX SPF30/PA+++ 全12色(うち5色はSPF25/PA++)30ml ¥7000/SUQQU
(左)パーフェクトコンシーラー SPF15/PA++ 全1色 ¥1500/オルビス
(右)ラディアント タッチ ハイカバー 全3色 ¥5000/イヴ・サンローラン・ボーテ
STEP4:フェイスパウダーで質感のコントラストを
「パウダーは中心からではなく、外側から! ツヤが不要な部分=顔の外側から塗り、みずみずしさがほしい中心は最後にほんの少しだけ。フェイスラインをマットに抑えると、顔が締まって見える効果も。質感に差をつけることでツヤが際立ち、自然な立体感も演出できます」
(左)シンクロスキン インビジブル シルク ルースパウダー マット ¥4000(編集部調べ)/SHISEIDO
軽やかな質感で肌と一体化。
(右)トランスルーセント プレストパウダー 03 ¥6800(セット価格)/アンプリチュード
寒色ニュアンスをプラスして澄んだ肌色に。
1.まずはテカりやすいおでこにオン
ブラシを横にして往復させる。髪の生え際までパウダーをのせて、皮脂や汗のテカリを防止。
2.フェイスラインはサーッとなでる
額の生え際から、サイドにブラシを下ろし、フェイスラインを軽くなでるようにのせる。
3.仕上げに外から内へ軽く払うように
フェイスラインを1周したら、外から内へ。ブラシに残ったパウダーをほんのりのせる程度。
撮影/向山裕信(vale./人物)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE) スタイリング/川﨑加織 モデル/甲斐まりか 取材・文/小池菜奈子 構成/大木光
Edited by 大木 光
公開日:
この記事に登場したコスメ(6件)