フルーツビネガー作りに最近ハマっているんです。炭酸水で割ってそのまま飲んでも美味しいですが、ビールやワインで割っても最高! たった24時間でできる簡単な作り方をご紹介します。
フルーツビネガーの効果と楽しみ方
お酢は体に良いもの。一時期、「黒酢ダイエット」なども流行っていましたね。でも、喉にクッと来る感じが苦手……という人も多いのでは? 自作のフルーツビネガーなら、甘さも酸っぱさも自由に調節ができるので、楽しく美味しく続けられるのでオススメなんです。
また食事中にビールやワインで割って飲むと、お酒に酔いづらく、翌日に残りにくくなった気も。お酢は疲労回復や代謝アップ、消化吸収を高める効果があると言われている飲み物なので、二日酔い対策にも効果があるのだと思います。
さらに、代謝アップ効果を期待してヨガやピラティス、エアロバイクに乗る前に飲むのもオススメ。大幅に痩せた! というような劇的な効果はまだ感じてしませんが、お酢を飲んでいるときの方が汗をかくのが早い気がします。
また、苺やブルーベリーなど赤系のフルーツで作るとビネガーに綺麗な色が移ります。スパークリングワインや炭酸水に入れて、漬け込んだフルーツも飾りにグラスに入れて提供すると、ホームパーティで喜ばれる華やかなウェルカムドリンクにもなりますよ。
【簡単!】フルーツビネガーの作り方
家庭で楽しむフルーツビネガーは、既製品のお酢にフルーツを漬け込んで作るだけ。さらに今は便利なツールもたくさん出ており、それらを使えば最短24時間で完成してしまうのです。
オススメのツールは2種あって、「フルーツビネガーメーカー」という50度で保温される専用の製品と、低温調理用の器具。「ヨーグルトメーカー」を使うのもありですよ。
ビネガーメーカーは、ガラス瓶の中にフルーツと砂糖とお酢を入れて加熱ボタンを押すだけというシンプルな機能で、とても使いやすいです。複数の種類を少量ずつ試したいときは低温調理器で作成することもあり、その時々によって使い分けています。
器具を使わないで作ることも可能。消毒した瓶にフルーツ、氷砂糖と酢を1:1:1の割合で入れて、2〜3週間ほど置いておくだけ。たまに揺すって砂糖を溶かしてあげてください。自然と氷砂糖が溶けたら完成です。お酢はリンゴ酢や黒酢、穀物酢など好きなもので大丈夫ですが、あまり酸味がきつくないもののほうが美味しく仕上がります。
おすすめのレシピ①贅沢な柑橘ビネガー
ホームパーティで出して、最も人気だったのは、「金柑」「せとか」をミックスし、氷砂糖と「延命酢」というミカンで造られたお酢で作ったビネガー。もともと延命酢が甘めなので砂糖はごく少量でOK。果物そのもののフレッシュな香りと味が口いっぱいに広がり、ゴクゴクと飲める美味しさです。さらにビネガーに使った柑橘類は、ワインやジンなどのお酒で煮込んでコンポートにするのも美味しいんです。私の場合は、ジンと合わせてジェニパーベリーやスターアニスを入れて煮込み、焼いた肉のソースにしたり、ヨーグルトにトッピングしたりして食べています。
おすすめレシピ②バナナ×黒糖ビネガー
バナナの甘味で甘く仕上がりすぎるかと思ったら、意外に甘味が出なかったのがバナナ×黒糖ビネガー×りんご酢の組み合わせ。一般的によくある黒酢ドリンクのような仕上がりで、そのまま飲むより何かで割るのを推奨。カクテルにするのもいいですよ。中でも、ホップの香りが華やかなタイプのビールで割ったものと相性がよく、ビールが苦手な方も飲みやすくなります。
これからの時期は、イチゴを使ったビネガーもおすすめです。赤い色がビネガーに移って、見た目も可愛いドリンクになりますよ。ハーブティーやスパイスを入れるなど、組み合わせは無限なんです!!
フルーツビネガーのおすすめの飲み方
そのまま炭酸水で割るか、原液のまま食前に飲むと胃を刺激し、食欲を増進させる効果があるそうです。胃が弱い方や、ダイエット目的で飲む場合は、食中や食後にしましょう。酸っぱい味が苦手な方は、牛乳や豆乳割りで飲むと、酸味がまろやかになりとても飲みやすくなりますよ。私は、ジンやビールで割ってカクテルにするか、ドレッシングのベースに使うことも多いです。
温活や発汗促進目的なら、生姜と黒砂糖を足して作ったジンジャービネガーを。ポカポカする効果をすごく感じるので、入浴の直前に飲んでいます。普段より汗が出やすい気がしました。
あくまでも食品なので、劇的に「花粉症に効いた!」「激ヤセした!」とは言えませんが、何より美味しく、自分好みに仕上げられるのが気に入っています。器具がなくても瓶があれば簡単に作れるし、お酢にいま一度注目してみるのはいかがでしょうか?
Edited by 上岡 史奈
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