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絶対焼けないための!【日焼け止めの正しい塗り方・選び方】

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2.今さら聞けない素朴なギモン

美白&UVの悩みと疑問に、美容の最強賢者と美白の達人がズバッと答えます。

Q.日焼け止めはどうやって紫外線をカットしているの?

A.紫外線を散乱したり、別のものに変換しています

「紫外線をブロックするには2つの方法があります。散乱剤は紫外線を反射&散乱して遮断。吸収剤は紫外線を吸収して光や熱などに変換して放出しています」(資生堂 研究員 長井宏一さん)

紫外線カット図

Q.一日中、家の中にいるときもUVケアしたほうがいい?

A.家の中でもUVケアしてください

「家の中にも太陽光は入り込んできます。とくにUVAは窓ガラスなどを通過して室内に入ってくるので注意が必要です」(資生堂 研究員 長井宏一さん)

Q.少しの時間なら紫外線を浴びても大丈夫ですよね?

A.大丈夫ではありません!

「紫外線を4秒浴びるとメラニン生成の指令が開始するといわれているので、ちょっとベランダに出るときでも必ず日焼け止めを塗ること」(ウォブクリニック中目黒 総院長 髙瀬聡子先生)

Q.去年の日焼け止め、使ってもいい?

A.使わないほうがいい

「外観やニオイに変化がなければ使用しても問題ありませんが、保管状況によっては影響が出る可能性もあります」(資生堂 研究員 長井宏一さん)

「劣化や使用感を考えると、残りが半分以下なら使わないほうがいいですね」(ビューティサイエンティスト 岡部美代治さん)

Q.日焼け止めを塗り残しやすい部分ってどこ?

A.髪の生え際や小鼻、まぶたなど……

VOCE2019年7月号 メドウズ舞良

「日焼け止めは髪の生え際まで、小鼻やまぶたなど細かい部分は丁寧に塗って。首の後ろや耳の裏、デコルテ、肩、足の甲は日焼けしやすく、塗り残しやすい部分です」(資生堂 研究員 長井宏一さん)

Q.ジェルやクリーム、スプレーetc.日焼け止めはどんなタイプを選べばいい?

A.目的やシーンによって使いやすいものをセレクト

VOCE2019年7月号 メドウズ舞良

「日焼け止めは毎日塗るものなので、使いやすいものをベースに選び、シーンに合わせて複数そろえておくとベター。塗りにくい首の後ろなどはスプレータイプが◎です」(ウォブクリニック中目黒 総院長 髙瀬聡子先生)

Q.顔と体で日焼け止めは変えたほうがいい?

A.変えても変えなくてもOK

「快適に使えるものなら、変えても変えなくてもよいです」(トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん)

「UV効果に変わりはありませんが、体用のものは大容量でのびやすく、体に塗りやすいです」(ビューティサイエンティスト 岡部美代治さん)

Q.日焼け止めにどうしても負担を感じてしまう

A.トラブルが出たら、すぐに洗い流して

ムズムズする、赤くなるなどのトラブルが出たら、すぐに洗い流すのが鉄則。粉体である紫外線散乱剤を増やすと粉っぽくなりきしむ感じがしたり、油分ベースの紫外線吸収剤が多いとベタつきを感じることも。これらのバランスを見ながら各メーカーは、心地よいテクスチャーを設計しているので、つけ心地のよさで選ぶのが一番です。(ビューティサイエンティスト 岡部美代治さん)

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