メイクよりもその役の中身を大切にしています
美夢
最近はどのように過ごされていますか?
大湖さん
宝塚を卒業して6年になるのですが、まだ東京での生活に慣れないですね。
美夢
えーっ(笑)。
大湖さん
全然慣れない(笑) 宝塚ってすぐ近くに山があって、川があって。あの環境が大好きだったんですよね。東京は私にとって“仕事をする場所”という感じです。
美夢
なるほど。
大湖さん
だから休日も全然出かけないんですよ。コロナ禍になってさらに出なくなりましたね。
美夢
舞台を続けていらっしゃいますが、外の舞台はどうですか?
大湖さん
宝塚と違って男性がいることに始めは緊張しましたが、“良い舞台を創る”という志は宝塚と変わらないので、特に違和感なく入り込めましたね。
美夢
2.5次元の舞台というのはどうなのでしょう? 宝塚と似ている部分もあるのかな。
大湖さん
そうですね。すごくかけ離れているわけではないなと感じています。抵抗もなかったですし、やりやすいなと。
美夢
ビジュアルを創るのに意識していることはありますか?
大湖さん
メイクさんからこの色を使ってくださいと指定されることもあるんです。描き方は原作をもちろん参考にしますが、メイクよりもその役の中身を大切にしていますね。
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