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乾燥するのは遺伝のせい? ケア不足? 保湿の正解はどっち?

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こっちがいい? あっちが正しい? ケアするときに迷った経験がある人も多いはず。これからは自信を持ってLet’s 保湿!

Q 乾燥肌なのは、遺伝? ケア不足?

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A.どっちも!
「遺伝的に肌のセラミドが少ない人もいますが、きちんとケアすることで肌の乾きに悩まずにすんでいる人も多いのです」(銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生)
「体質の問題だけではありません。保湿コスメの使用量が少ない、日焼け止めを落としきれていないなどのケア不足、さらに、ゴシゴシ洗うとか頻繁なピールオフマスクなど“やり過ぎ”も関係します」(ポーラ 研究所 倉沢真澄さん)

Q 肌が乾きやすいのは、すっぴん? メイク顔?

A.どちらとも言えません
「下地やファンデは肌表面でベールになりますし、乾燥要因の紫外線も防げます。すっぴんで過ごすなら、日焼け止めまでをスキンケアの一部として習慣づけて」(銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生)
「肌が乾きやすい人は、保湿力に優れたファンデを選びましょう。すっぴんの場合は、乾燥が気になるたびに塗り重ねられるのがいいですね」(ポーラ 研究所 倉沢真澄さん)

Q 冬の洗顔は、水で? ぬるま湯で?

A.ぬるま湯
「水の場合、冷たいゆえに早くすませようとしてすすぎが不十分になりがち。体温程度のお湯がおすすめです。42℃以上は肌の皮脂を取りすぎてしまうので避けるべき」(銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生)
「36℃程度のぬるま湯で洗顔を。でも、その前に熱めのお湯で手を洗って手の汚れを落として。泡立ちもよくなるし、手が温まって心地よく洗顔できます」(ビューティジャーナリスト 前田美保さん)

Q 冬は潤いの取りすぎが心配。朝の洗顔料、必要? 不要?

A.必要
「皮脂は水だけでは落ちず、睡眠中に分泌された皮脂をそのままにしておくと酸化して肌にダメージを与えます。泡をのせてさっと流せば肌は乾きにくいので大丈夫。洗顔料を使ってください」(銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生)
「洗顔料を使うのが不安なら、拭き取りケアを行ってみては。肌をこすらないよう、2枚重ねのコットンをヒタヒタにして優しく拭き取ります」(ビューティジャーナリスト 前田美保さん)

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A.コットンに含ませて拭き取るタイプ。みずみずしい使用感ながら、毛穴の汚れも取り除ける。
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AQ MW クリスタル リキッド 150ml ¥8000/コスメデコルテ

Q 保湿ケアを徹底するため力を入れるべきケアは、化粧水? クリーム?

A.クリーム
「クリームなどスキンケアの最後に使うアイテムは肌の潤いを閉じ込めるフタのようなもので、保湿ケアには欠かせません。ベタつきを敬遠する人もいますが、のびがよくてさっぱり心地よく使えるものも増えています。サンプルで確かめて!」(ポーラ 研究所 倉沢真澄さん)

Q 化粧水をつけるときは、コットンで? 手で?

A.手
「コットンだと肌をこすったりたたいたりしがち。肌への刺激となるので、保湿目的なら手で優しく。手で顔全体につけてからハンドプレスすると効果的です。拭き取りケアでコットン使用の場合は、指3本を使って肌へ均一に力がかかるように」(銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生)
「質感で使い分けるのもいいですが、重ねづけすべき乾燥部位がわかるのは手ですね」(ビューティジャーナリスト 前田美保さん)

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「手でつけたあとは両手全体で顔を包み込むと、さらに肌になじみます。コットンを使うときは指3本を添え、肌にあたる面を広く!」(銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生)

保湿への道はこの方たちにおまかせ!

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撮影:伊藤泰寛
イラスト:齋藤よしこ
取材・文:大貫未記
構成:中田優子

Edited by 中田 優子

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