ベースメイクの最後にパウダーを
長井:くずしたくないTゾーンはパフできっちりのせてね。
小鼻のキワは鼻を伸ばしながら
長井:小鼻のキワは鼻をのばして。そうすると粉だまりもないし、後からよれが気になりませんよ。パウダーの粒子を入れ込むイメージで。
柔らかく見せたい頬はブラシでON
長井:Tゾーン以外は頬は大きめのフェイスブラシでほわほわのせて。フェイスラインまでしっかりパウダーをのせちゃうとそれだけで厚塗り感が出ちゃうし、塗り方にメリハリをつけるだけで立体感も出てくるんです。
誠子:なるほど。ほわほわか〜。ブラシもたくさん持っているんですが、使いどころが今までなかったんです(笑)。指で塗るのがしっくりきていて。
長井:ラフに仕上げたい時など指には指の良さがあるのだけれど、ツールは適材適所に的確に使うことで本当にメイクの印象がガラリと変わるんだよ。
誠子:はい!
ハイライトをブラシでON
誠子:ハイライトはこんな感じかな。みんなこうやってるよね、みたいな(笑)。うん、こんな感じ!(と、Tゾーンにのせる誠子さん)。
長井:まず、ちょっとそのブラシ見せて。
ブラシの状態をチェック
長井:このブラシ、ファンデーションで固まっちゃってるよ。まず、これじゃ、キレイにのらないよ。
ハイライトは指で
長井:このアイテムは特に薄付きタイプなので、きちんと発色させるために指使いするのがオススメ。目の下などの細かい部分を塗る時は、もちろん付属のブラシを使ってもOK。誠子さんの場合は、目尻側を取り囲むように“くの字”に入れてみて。目の周りが明るくなって、さらに、肌の透明感も増しますし、顔にさりげなく立体感が出てきますよ。正面だけじゃなく、横顔美人にも!
誠子:わっ、自前メイクで人前に出なきゃいけない時が多いんですが、そんな時に使いたい技です!
ラフな印象のベースメイクを長井流テクニックで、上質な印象のベースメイクにアップデートできた誠子さん。次回は明日13:30公開、アイメイク、眉、リップのポイントメイクアップ編です!
撮影/田ノ上 浩一 スタイリング/程野祐子 取材・文/鬼村望
Edited by 大森 葉子
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