スキンケアの重要ポイント「落とすケア」について学ぼう!
VOCE編集部・渕(以下・渕) 前回は洗顔についてお話ししました。山添さんはお仕事でメイクする場面も多いと思うのですが、クレンジングはどうされてますか?
山添寛さん(以下、山添) テレビ局とかでメイクしていただいたときですよね? いつもはメイク落とし用のシートをいただいて、わーっと落として。それから熱々のおしぼりで拭き取ってますね。
渕 なるほど。
山添 クレンジングを使った方がいいとは聞くんですけどね・・・・・・。そういえば、今日は収録後に、コットンにクレンジングを含ませたもので落として。もちろん熱々のおしぼりで拭き取りですね。
渕 えーと、クレンジング以前にですね、洗顔のすすぎのところで説明したのですが『熱々の状態』が肌にはダメージになってしまうので、大至急やめていただきいポイントでして。
山添 温度! 今日使ったおしぼりは、多分70℃くらいあったんじゃないですかねえ(笑)。時々、天狗くらい顔が赤〜くなってるときありますからね。これ肌にマイナスですか?
渕 問題ですよ・・・・・・。70℃ってそれ、肌が軽く火傷してませんか? いろんな意味で天狗になっている場合じゃありませんよ(笑)。自分の肌を過信しすぎです。お湯でもおしぼりでも温度の高いものを使うことで乾燥を招いて皮脂量が多くなりますし。そして、拭き取りもゴシゴシしちゃいがちなので注意が必要です。
山添 そっか、それ、覚えときますわ。
渕 男性にとってクレンジングはあまり身近なものではないのですが。たとえば、夜の洗顔をクレンジングに変えてみるという取り入れ方はできそうですか? もちろんメイクした日に限定してもいいんですけど。
山添 んんー、ちょっとどうですかね。家には一応、メイク落としはあるんですけど、ほぼ使ってないですね。メイクしたまま帰って来ることがないといいますか。「一刻も早く落としたほうが肌にいいやろ」とは思ってるんでしょうね。現場でヘアメイクさんに渡されたもので、ちゃちゃっとメイク落とししてますね。
渕 そうですか。こればかりは好みというか仕方ない部分があるんですけど、メイク落としをしたら、きちっと保湿することだけ忘れないでいただきたいです。
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メイクの濃さに応じて、クレンジングを変えてみては?