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「ほぐして→鍛える」が大事! 胸鎖乳突筋エクサ
教えてくれたのは…
ハリジェンヌ院長
光本 朱美(みつもと あけみ)さん
女優・モデル・美容関係者などセレブな顧客も多い表参道の美容鍼エステサロン「ハリジェンヌ」院長。鍼灸とエステティックを融合させた独自メソッドを確立、弾力のある顔筋に変えていくアプローチで、顔を立体的に引き上げる技術は世界でも評価が高い。近書に『“刺さないハリ”ローラー Perfect Book』(宝島社)、『ボディ用刺さない美容鍼スティックで引き締める!』(学研プラス)等がある。 Instagram:@mitsumoto_akemi
胸鎖乳突筋エクサは、「巡りを高める→もみほぐす→鍛える」の簡単3ステップ。時間がないときは、メインの「②胸鎖乳突筋をつまんでほぐす」だけでもOK。習慣になるよう、スキンケアや入浴のついでにやったり、仕事の休憩に取り入れるなど、ぜひ生活の中に組み込んでみましょう。
結果が出やすいフェイスラインは、数日でシュッとする手応えを得られるはず! さらに首の可動域が広がったり肩こりが緩和されたり、メリットもりだくさん!
①まずはウォーミングアップ! 耳や頭をケアして巡りを高めて
光本さん
胸鎖乳突筋とつながっていて、毛細血管がたくさんあるパーツが耳。さらに耳の上にあって凝り固まりやすい側頭筋。この2ヵ所をあらかじめほぐしておくと、巡りが一気に高まって胸鎖乳突筋がゆるみやすくなります。すぐに顔まわりがポカポカしてくるので、即効性も抜群!
耳の後ろから親指を使って折りたたみながら、耳の裏側を“イタ気持ちいい”強さでグッと押す。親指を上下にずらしながら、端から端までまんべんなく20回ほどプッシュ。マスクなどで凝り固まった耳の後ろがほぐれ、胸鎖乳突筋もゆるみやすく。
側頭筋は、耳の上、こめかみの上あたりの筋肉で、手を当ててグッと歯をくいしばるとボコッと動く箇所。親指以外の4本の指を頭皮に置き、指を浮かせずに円を描くように側頭筋をもみほぐす。10回、円を描いたら指の場所をずらして同様に。10回×3セットを。
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つまんでほぐして柔らかく!