ボディワーカー 森拓郎のダイエット道場
教えてくれたのは…
ボディメイクの救世主
森拓郎さん
運動指導者。パーソナルトレーニングジム「rinato」、小顔・美容矯正サロン「ルポルテ」をプロデュース。独自のボディメイク理論を数々のメディアに発信し、Twitterのフォロワー数は8万超。著書は『ボディメイクストレッチ』(SBクリエイティブ)ほか多数。
Twitter:@moritaku6
Q.アラサーになったら痩せづらいし、お腹もへこまない……どうして?
筋肉は20歳から落ちていくと心得て、お尻と背中にアプローチ
アラサーになって痩せづらくなったと感じるのは、筋肉が落ちてきているから。筋肉の成長のピークは20歳前後。それ以降は、何もしなければ筋肉が落ち、年々脂肪が燃えづらい体になっていきます。多くの人はお腹がへこまないことを気にしますが、お腹より大事なのはお尻と背中の筋肉。ここは体を動かす時に一番使う筋肉であり、正しい姿勢をキープするのに欠かせません。ただでさえ筋力が落ちているのに、社会人になると運動の機会が減り、体の中でも大きなお尻と背中の筋肉を使わなくなるので、痩せにくくなります。だからアラサー世代こそ、まずはお尻と背中の筋肉にアプローチすべき。ここをストレッチや筋トレで刺激すると、ボディラインと姿勢が整い、痩せ見えします。また、筋力がつけば代謝が上がり、脂肪が燃えやすく、太りにくい体に変わるはず。
Q.やる気が出るように活を入れてください!
ダイエットは本人次第。人に頼っても長続きしない
よく「もっとがんばれ!って言ってください」って言われるけど、僕はそんなことは絶対言いません。ダイエットをやるかやらないかはあなたの問題だから、自分自身でがんばってください(笑)。励ましてもらえば「ダイエットできる」というのは、人に頼ってラクしているんですよね。キレイになりたい、痩せたいと思うのは自分の意思。人に何かを言われてやったり、やめたりするようでは、ダイエットは長続きしません。やる気がないなら無理にダイエットをする必要はないんです。続かないのは、あまり痩せる気がないのかも。自分の意思で痩せる覚悟を決めれば、やる気が出るかもしれません。
撮影/恩田亮一 イラスト/腹肉ツヤ子 スタイリング/坂下シホ 取材・文・構成/山本美和
Edited by 岡部 奈央子
公開日: