植松晃士の街角観察ルポ! おブス!?おモテ!?の分かれ道
植松晃士 UEMATSU KOJI
ファッションプロデューサー。VOCE読者にとっては“ファッション×美容”のご意見番!
植松:今月のおブスでしょ。いるわよ、いっぱい。お尻がナス化している女。
編集F:ナスってお野菜の?
植松:そう、あのナスよ。最近、ハイウエストのパンツが流行ってるでしょ? ボタンがついていて、ピチピチしたシルエットの。
編集F:はいている人、多いですよね。
植松:前からだと腰の位置が高く見えていいんだけど、そのぶん、後ろから見るとお尻が長くなっちゃってるのよ。海外セレブみたいにお尻に高さがあって立体的ならいいけど、多くの日本女性のお尻はぺったんこ。長くて、四角くて、ウエストからつながるとナスっぽい。
編集F:ひー、後ろから、どう見られてるかなんて、気にしてなかったです(汗)。
植松:しかも、今は流行りすぎっていうぐらい、トップスインだから、さらにナス尻を強調しちゃってるのよ。強烈にお尻を鍛えている人じゃないとキツイから。
【今月のおブス】お尻ナス化おブス
編集F:ハイウエストのパンツってハードルが高かったんですね……。
植松:でもね、解決策は簡単。お尻の割れ目の上ぐらいまでトップスで隠せばいいのよ。見えるのがお尻の半分だけなら、おナス感が目立たなくなるの。たとえば、ニットは前だけインして後ろはアウトしたり、ジャケットやカーディガンでカバーすれば平気。あと、大切なのが靴。ヒールが太いパンプスは楽かもしれないけど、後ろから見るとゴツくて、全体的に華奢さが足りない。細めのヒールにすると、前からはハイウエストでスタイルよく、後ろ姿もスッキリ素敵に見えるはず。
編集F:ありがとうございますっ!
植松:そもそも、お尻がキレイじゃなかったら、パンツは避けて、スカートがベター。でも、トップスイン&ハイウエストパンツに挑戦するのは、オシャレしたいからよね。お尻を隠さずかっこよく着たいんだったら、やっぱり、お尻を鍛えるしかないわ。ただ、ジムでやみくもにマシンを使ってトレーニングしちゃうと、太ももまで太くなって危険。お尻とつながって余計に巨大化しちゃうことがあるから、きちんとトレーナーさんにお尻だけが鍛えられるマシンや方法を確認して。オススメは、マンツーマンで教えてくれるのが上手なジム。ゴムバンドを使ったエクササイズもお尻には効くわよ。
編集F:マッサージをしたり、コスメに頼るのもアリですか?
植松:まずはお尻を意識することが大事だから、アリね。引き締め系のボディジェルを塗りながら、“ココが下がってる”とか、“もっとココに厚みが欲しい”と思うことが、美尻への第一歩だからね。
編集F:ハイ、後ろ姿美人、目指します。
今月の美の格言
「後ろ姿、大事。カギを握るのは、しまったお尻!」
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撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/黒猫まな子 取材・文/楢﨑裕美
Edited by 遠藤 友子
公開日: