今月の気分【ヘルシーに肌見せしたい】
今年の夏は、例年以上に肌見せファッションに注目が集まっています。「もう無理」なんて尻込みすることなく、ヘルシーに肌見せを楽しむためにどうすれば? アイテムの選び方やメイク、ヘアのバランスについて、どんなスタイルでも臆さず、自分らしく、素敵に着こなす天才、神崎さんのアンサーが知りたい!
構えすぎず、ヘルシーに着こなすのが成功の秘訣
海外のコレクションなどを見ていても、今シーズンは肌見せファッションがとても多い。「難しい」と感じる方もいるかと思いますが、そもそも肌見せ=いやらしいものではないんです。あくまでもファッションの一カテゴリー。でも、腕や脚をいきなり出すのはちょっと気が引ける……と思う気持ちもわかります。だからちょっとだけ、いつもとは違うヘアやメイクのバランス調整をしてみる。
今回の衣装はワンショルダーのトップスの大胆さに惹かれました。メイクは、カーキの目元が主役。肌見せする日のメイクは、甘さやコンサバな要素を排したほうが洒落て見えるのですが、カーキはそういったシーンに最適! ただ、色みによっては顔色が少々くすんで見えることがあるので、チークやリップで血色を補塡することも忘れずに。ヘアはつくりこまずちょっとラフに。ほどよく力の抜けた雰囲気が肌見せファッションにハマります。
年齢もライフステージも気にせず、自由に。何より自分が“素敵”と感じる感覚を大切に。
Eye 透明感ある発色のカーキで陰影メイク
カーキの濃淡で立体感と洗練ムードを演出するアイメイク。パレット下段中央をアイホールに広めにぼかし、上段中央をそれよりやや狭く重ねて陰影を深める。メイク感をそこまで出したくないのでアイライナーは引き算。ブラックのマスカラをサラッと上下のまつげに一度塗りして、軽やかに引き締めて。
Cheek ほんのりとした血色と光で肌を晴れやかに
チークは大きめのブラシを使って頬の真ん中にふんわり、広めに。血色だけでなくパールの光をまとわせることで、顔色を晴れやかに見せて。血色感を出しすぎると、バランスが崩れるのでチークは淡く! がお約束。
Lip さりげない血色でメイクの洗練度がUP
ベージュに潜むほのかな血色とツヤで顔を明るく。ブラシで薄く塗ることで唇の形を美しく整え、ぷっくりとした適度なボリュームも。
「ヘアやメイクのバランスを意識すれば、着なれない肌見せ服も臆せず楽しめます」
撮影/魵澤和之(まきうらオフィス) スタイリング/石関靖子 ヘア/shuco(3rd) 取材・文/中川知春
Edited by 大森 葉子
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