REPORT2.
「過労肌」にモロッコのボタニカルパワー
過酷なモロッコの気候において生育が可能な植物には、パワフルな生命力が宿っている。「ピュアショット ナイトセラム」に採用された植物を育てるウリカガーデンを探訪。
ランドスケープデザイナーユニットを組む二人は、植物学者であり、乾燥地での庭造りのエキスパート。ウリカガーデンのほか、30年で120ほどのガーデンを手がけた。
「数年前より、YSLのスキンケアやメイクアップ、フレグランスのアイテムに使用するための植物を育てるボタニカルガーデンを手がけ、完成しました。このガーデンでは製品の原料の栽培だけでなく、新たなボタニカルの可能性を探究し、実用性のある葉や花の価値を見出す、いわば生きたラボでもあります。砂漠地帯の気候は夏と冬で劇的に変化し、ガーデンの植物たちは極限の気候にさらされていますが、この過酷な自然環境こそが、肌に有力な抵抗力をもたらす成分の抽出へとつながるのです。その中でも有数の生命力を誇るムーンライトカクタスもこの地で育成され、そのエキスを採用し、「ピュアショット ナイトセラム」が誕生しました」
力強いムーンライトカクタスの生命力
WHAT’S ムーンライトカクタス?
1年に一度、6時間だけ花を咲かせるモロッコ産のムーンライトカクタス。甘い香りを放つ花を夜のうちに手作業で収穫し、コールド&スロー抽出で採取。肌細胞の再生や保護にアプローチするムーンライトカクタスエキスは、モロッコの雄大で厳しい自然環境だからこそ生まれたもの!
「ピュアショット」が生まれたYSLのゆかりの地
【OURIKA GARDEN(ウリカガーデン)】
植物成分を採取するYSLのガーデン
1 ナイトセラムのキー植物であるムーンライトカクタス。
2 香り高いリモネッタの大きな果実もたわわに実る。
【JARDIN MAJORELLE(マジョレル庭園)】
ムッシュが愛した庭園にも多数の植物
3 マラケシュ市内の喧噪を忘れる美しい庭園。
4 マジョレル・ブルーと呼ばれる鮮やかな色。ムッシュはモロッコの色彩に強く影響を受けた。
【YSL MUSEUM(イヴ・サンローラン美術館)】
ムッシュの創作に触れられる美術館
5 ファン垂涎! ドレスの展示のほか、革新的なコレクションのヒストリーも垣間見ることができる。興味深い特設展も。
6 美術館の敷地にも多くのサボテン!
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REPORT3.ナイトセラムと3つの悩み別セラム
この記事に登場したコスメ(4件)