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教えてくれたのは…
天気痛ドクター
佐藤純先生
医師・医学博士。30年以上にわたって気象と痛み、自律神経との関係を研究し、2005年より愛知医科大学病院 疼痛緩和外科・いたみセンターで日本初の「気象病外来・天気痛外来」を開設。「ウェザーニュース」のアプリの中の『天気痛予報』の開発にも携わる。
あなたの不調は天気のせい? さっそく診断する!
天気痛ドクター 佐藤純先生
『気圧』、『気温』、『湿度』が、体に影響を与える気象病の三大要素。それぞれ上がったり下がったりと変化することで体になんらかの症状が出るのですが、『気圧』だけの人もいれば『気圧』と『気温』どちらにも影響を受ける人もいるし、3つの要素すべてに左右される人もいます。自分がどのタイプなのかを把握することが、気象病を知る第一歩なんです。
気圧の変化で体調が悪くなるメカニズム
- 気圧が変化して天気がくずれる
- 内耳にある気圧センサーが、その変化をキャッチ!
- 脳に情報が伝わり、自律神経が反応
- 頭痛や眠気、めまいなどの症状が勃発
天気痛ドクター 佐藤純先生
天気痛のおもな原因は『気圧』です。『気圧』とは簡単に言うと空気の重さ。低気圧のときは空気が軽くなるため、体への圧力が弱くなり、高気圧になれば空気は重くなり体への圧力も高まります。
この変化を感じるセンサーが、耳の奥にある内耳にあることを、私たち研究チームは突き止めました。そしてその変化を脳が察知すると自律神経のバランスがくずれ、さまざまな不調が出てくるわけです。
頭痛だけじゃない! 天気痛の症状
●肩こり
●首こり
●腰痛
●眠気
●めまい
●体がだるい
●耳鳴り
●イライラする
●やる気が起きない
など……。
\あなたの不調は天気のせい?/
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天気痛の改善は“耳”がポイント