教えてくれたのは……
ビューティライター
金子優子さん
PM2.5、花粉、ホコリから、あのウイルスまで!?
へアコスにも“アンチポリューション”の波が!
スキンケアやベースメイクの世界では定着しつつある“ポリューションケア”。大気中に浮遊するちりやホコリ、花粉、汚染物質などのポリューション(微粒子汚れ)が肌機能の低下に影響し、そこから肌を守る必要があるという意識は日に日に高まっている印象がある。
一方で毛髪への影響はこれまであまり解明されておらず、「なんとなく悪そう」というレベルだった。その状況に一石を投じる研究結果を発表したのがヘアサロン専売品メーカーのミルボン。大気中の微粒子汚れがキューティクルに酸化ストレスをあたえ、強度を下げる原因になると解明した。
「お客様にホームケアを提案する際に、アンチポリューションケアを伝えていく必要があると感じます」と語るのは、人気ヘアサロン『artifata-アルティファータ-』のシニアスタイリスト・原賀まみさん。さらに、「今まで外出後に髪のパサつきやゴワつきなどダメージを感じていた人は、微粒子汚れが悪さをしていたのかもしれません。
その対策となるヘアコスメを取り入れることでキューティクルを守ることができれば、髪質がガラリと変わる可能性も。この先、アンチポリューションケア機能を持つヘアコスメが増え、乾燥や紫外線対策と並ぶひとつのジャンルとして確立されるのでは」と予想する。
目に見えない脅威に晒されている今、付着する余計なものから身を守りたいという気分にもフィットし、ニューノーマルなヘアケアとして根付きそうな気配あり。美意識高きVOCE読者はすぐ始めなきゃ!?
撮影/藤本康介
Edited by 並原 綾
公開日:
この記事に登場したプロ