みんなの毛穴悩みに最新ケアで答えます!
ベーシックなお手入れをマスターしたら、次は進化した毛穴ケアアイテムに挑戦。先進の研究を反映したコスメ、トレンドのビタミンCモノ、キメケア、ファンデ……と選択肢はさまざま。自分の毛穴悩みに合うものがきっと見つかる。
教えてくれたのは…
ポーラ B.A ローションイマース開発担当
田中美帆さん
2009年ポーラ入社。宣伝・販促企画、イベント企画を経て、現在はB.Aなどのスキンケアの開発を担当。
花王 スキンケア研究所
菊池麻実子さん
青山ヒフ科クリニック 院長
亀山孝一郎先生
皮膚科専門医。毛穴、ニキビ解決の達人として信頼を集める。ドクターケイブランドの生みの親でもある。
ビューティエディター
入江信子さん
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エイジングや肌質からくる、たるみ、乾燥由来の毛穴に悩む日々。最新の毛穴対策スキンケアに興味津々。
美容愛好家・毛髪診断士認定講師
野毛まゆりさん
自身が毛穴やオイリー肌に悩んだ経験を元に考えられたケアメソッドや、読者への親身のアドバイスが人気。
暑くなると毛穴が目立ってくる! ケア方法は?
【夏に向けて糖化汗と酸化皮脂の対策を始めるべし】
毛穴開きの原因として、ポーラが新たに挙げたのが糖化汗。糖化した汗が毛穴細胞を刺激し、毛穴が開くメカニズムがわかってきたのだ。特に汗をかく夏は汗が糖化しやすいので注意。また花王は、角栓内に酸化ダメージが起きると、皮脂を通じて酸化が顔中に伝わり、くすみにつながるという現象を解明。防ぐには角栓を優しく、しっかりオフし、抗酸化成分でコーティングする洗顔料を。
◆糖化汗の対策コスメ
\開発者に直接取材!/
汗が糖化して毛穴が目立つという新事実!
田中美帆さん(ポーラ B.A ローション イマース 開発担当)
汗に含まれるタンパク質と糖が結びつき、最終糖化産物=AGEsを含む糖化汗に変化。その糖化汗が毛穴細胞に作用し、毛穴開きに。30代以降は糖化汗が毛穴に入り込むリスクが増えるからきちんとケアして。
糖化汗が毛穴中の表皮細胞を刺激し、表皮のターンオーバーが乱れ、キメが乱れるとともに毛穴がすり鉢状に開く。さらに真皮のコラーゲン構造も悪化し、毛穴のたるみに。
田中美帆さん(ポーラ B.A ローション イマース 開発担当)
糖化汗対策が今できる毛穴ケアの最先端。
◆酸化皮脂の対策コスメ
\開発者に直接取材!/
角栓から始まる酸化がくすみや毛穴の目立ちにつながることを発見!
菊池麻実子さん(花王 スキンケア研究所)
今回、毛穴の角栓がきっかけとなって角層が酸化し、くすむしくみが判明。そのうえ角栓は頬にも存在し、40代以降に急増するとわかりました。どのタイプの肌にも角栓はあるので洗顔で除くことが重要。
角栓に太陽光が当たると、角栓内に酸化ストレスが発生し、皮脂の酸化反応の連鎖によって顔中に伝搬。顔中に広がった酸化皮脂が結合することで角層が酸化し、くすみが起こる。
菊池麻実子さん(花王 スキンケア研究所)
毎日の洗顔で角栓を除去すると毛穴が目立ちにくく。
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ビタミンCコスメの正しい選び方
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