▶前回の記事
ママとして100点満点を取るのは無理という自覚アリ。背伸びをしないで私らしく。
――現在、レギュラー番組も多数抱えていらっしゃいますが、子育てとの両立は難しくありませんか? 苦戦していることはありますか?
矢口さん(以下敬称略)
「『がんばりすぎない』、これは、ママになるってわかったときから決めていたこと。私は誰かのお手本になるようなママになれるタイプではないので、そこは最初から諦めて、手を抜くことは抜く、無理をしない、ダメだったらドンマイというくらいの気持ちでやり直せばいい……そんな気持ちでいます。だからなのか、仕事と子育ての両立は、今のところ自分なりの理想とする及第点には届いているのかなと思いますね。あとは、親や姉妹、旦那さんのフォロー体制が整っているので、安心して仕事をさせてもらっています。(詳しくは、前回をチェック!)
今、すごくいいスタンスで仕事をさせてもらっているというのは大きいかもしれませんね。私の性格上、家にずっとこもりきりというのはストレスが溜まるけれど、かといって、子どもと過ごす時間がなくなるほど働くのも本望ではありません。その点、今は仕事に行くのが一つの息抜きになっているのかもしれないですね。子どもと離れる時間があるからこそ帰宅したときに何倍も愛おしく感じますし、一緒に過ごせる時間が幸せに思える。子育てが癒やしや活力になれば、また仕事ががんばれるというハッピーループの中で過ごすことができています」
“家族PBブランド” !? 2歳の息子の絵を使ってオリジナルの服をつくってみました
――我ながら、親バカだな~と思った行動はありますか?
矢口
「2歳の長男がおもちゃのホワイトボードによく絵を描いているのですが、ある時、自分で描いた絵を『これ見て!』と言わんばかりに持ってきました。それは怪獣ともバギーを押している人とも取れる絵だったのですが、『なにこれ! めちゃくちゃいい絵じゃん!』と私のテンションは爆上がり。 すぐに写真を撮って、ユニクロに画像データを持っていくと刺繍してくれるサービスを利用して、家族のオリジナル服をつくりました(笑)。私はスエット、夫はボトム……。次男はまだ小さく、対象外のサイズだったので今回は見送りましたが、もう少し大きくなったらつくって家族全員でお揃いにする予定です! 今回、服にした絵に限らず、子どもの絵って想像を掻き立てられるというか、すごくいいなと思っているので、なんでも写真を撮って記録に残しています」
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尊敬するママは辻ちゃん