モーニング娘。全盛期の伝説のメンバー、矢口真里が語る「現役時代、今、そして、あの時のこと」
伝説のアイドル、モーニング娘。の2期メンバー、矢口真里さんがVOCEウェブサイトのロングインタビューに登場! 楽曲を彩る「LOVEマシ~ン♡」や「セクシービーム!」というセリフでその存在感を世に知らしめた矢口さんは、メンバー1のトーク力を誇り、芸人顔負けのバラエティセンスでも脚光を浴びた存在。その圧巻の“腕前”を今回のインタビューでも惜しみなく披露してくれました。モーニング娘。を卒業して17年経った今、現役時代から現在まで矢口さんが4回にわたって語り尽くします。まっすぐに何も隠さず、逞しく前向きに生きる姿勢は、VOCE世代にとって学ぶところも多いはず!
子煩悩で面倒見のいい旦那さんと母のフォローが最強。もはやママの私は不要!?
――2人の男の子のママになって大変だと思うことはありますか?
矢口さん(以下敬称略)
「子どもたちが言うことを聞いてくれないとか、そのときに大変だと感じることはあっても、子育てが辛いというほどのことはないですね。というのも、私の場合、母親も妹も近くにいて、しょっちゅう子どもの面倒を見てもらえるという恵まれた環境なので、正直、世の中のママさんたちと比べるとずいぶんと助けてもらっていると思います。仕事のときに預けるだけでなく、休日も暇さえあれば家族揃って実家に行っちゃう(笑)。家より居る時間が長いことも多々! そんなふうに親や姉妹に頼り切っている分、経済面に関しては負担したりして感謝の気持ちを還元しています。実家に不備があればリフォームしたり、エアコンが壊れたら即買ったりする……という感じで。親もそれを喜んでくれているので『子どもを保育園に入れようかな?』と相談したときも、『入れなくていい! 私に任せて!』という感じでした(笑)。あと、旦那さんの存在も大きいですね。仕事を定時で終えたあとはすぐに帰宅して子どもの面倒を見てくれますし、休日は“子どもファースト”で過ごしてくれるので大助かり。料理も上手ですし、寝かしつけもできる……、正直、私いなくても子どもが育てられるんじゃない!?というレベルです」
――世の中、「夫が子どもを見てくれない!」問題で、夫婦喧嘩が勃発しがち! 旦那さんが自発的に子育てに参加してくれるなんて、矢口さん幸せ者ですね。
矢口
「旦那さんはもともと子煩悩なのですが、以前は仕事の付き合いも多く、子どもと向き合う時間が今ほど取れていなかったので、自粛生活がプラスに働いたというのもありますね。旦那さんが外に飲みに行く機会が減ったことで、さらに旦那さんと子の関係がぐっと近寄った気が。そのおかげで、ママ(私)抜きでも成り立つようになり、長時間出かけられるようになりました。話が少しそれますが、息子は眠くなると肌を触ってきます。そのときにパパのヒゲを感じるとママじゃない!と気づき、それがぐずるきっかけになることもあるそう。なので、最近はママになり切るためにヒゲ脱毛を本気で検討していて、そこまで、子どもに寄り添ってくれる旦那さんで本当にありがたいなと」
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