高精製ワセリンが高保湿である理由とは?
「ひどい乾燥肌でも使える」、「肌荒れがおさまる」、「レーザー後のダウンタイムにもピッタリ」とSNSで人気のマスク。その高い保湿力はどこからくるのかと、これまたメーカーに質問したところ。
「ワセリンそのものが油性の保湿剤で、外部刺激から肌を守るバリア機能に優れている成分。このシートマスクには浸透型コラーゲンやツボクサエキス、セラミドがしみ込んでおり、さらに高精製ワセリンを採用しているので、その美容成分を密閉することができるんです」
という答え。高精製ワセリンといえば、敏感肌用コスメにも使用されている低刺激性の成分。優しく肌をラッピングしてくれるシートマスクと考えれば、ゆらぎ状態でも、過敏になっているダウンタイムのケアにもよさそう。
そして「シートマスクの素材は、希少なコットンの種子まわりの産毛“コットンリンター”を100%採用した不織布。通常のものに比べると液だれもしにくく低刺激で、密着性も高い」らしい。
そんなところも、ゆらぎ肌にはうれしいポイント。このマスクを使用したときは花粉で肌がやられていた時期だったのだが、確かにヒリつくことなく保湿された感触。肌荒れが改善するまではいかないけれど、乾燥は抑えられた実感があった。これでこの価格なら、そりゃ売れちゃうね。
いざというとき用の常備マスクに!
以前SNSで「バーム状の白色ワセリンを、たっぷりとヌルヌルになるまで顔全体に塗って寝ると、翌朝には肌がモチモチになる」という美容法を発見。
面白そうだけど、枕とか髪についたら取れなくなりそうと実践できず二の足を踏んでいたので、ちゃんとした商品でワセリンパックができるならこっちのほうがいい。マスク後はかなりしっとりするし、価格もかなりお手頃なので、いざというとき用に常備しておくと安心かもしれない。
「過酷な現代環境を生きる現代人のために」をコンセプトにしているアンレーベル。自腹買いでガチチェックしたコスメは、確かにプチプラとは思えない使用感。見た目も使い勝手もちゃんと考えられていて、厳しい目を持つ美容マニアに愛されているだけあるという印象だった。
お手頃価格のビタミンC美容液を使ってみたい人、ゆらぎ肌でも使えるシートマスクを探している人、試してみる価値はあるかも……?
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取材・文/穴沢玲子
Edited by 西村 美名子
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