子どもは無限の可能性を秘めているから、親が上限を定めない
――熱いですね！ やはり“修造魂”が宿っている（詳しくは前回をチェック）！ やはり勉強面も熱心な“教育ママ”なのでしょうか。
飯田
「教育ママだとは自分では思ってないのですが、傍から見るとそう見えることもあるかもしれないですね。ただ、“熱血ママ”であることは間違いないかなと。完全に心は修造（編集部注：熱血でおなじみ松岡修造さん）です（笑）。
勉強に限らず、スポーツに関してもけっして強制的にやらせることはありませんが、隣で力一杯鼓舞する感じです。もともと子どもの目標を高め設定するというところはあるかも。それは、ダメならハードルを下げればいいや、成し遂げたらラッキーくらいの気持ち。ですが、子どもって本当にすごいもので、近くで『スゴイスゴイ、もっと上を目指せるよ』と盛り上げていると、本当にできるようになるんですよね。お受験もこの手法で成功しました！ 当時の息子の成績を考えれば絶対に手が届かない志望校を選び、『イケる、イケる』と後押しをしていたら、どんどんテストの結果が上向きになり、結果、合格することができました。子どもは無限の可能性を秘めているので、親が上限を定めないというのは私の方針です」
――子どもが気乗りせず、前向きにならないときに、やる気を起こさせる方法はありますか？
飯田
「とことん話をして、ハートでぶつかります。やはりこのへんも“修造”なんです（笑）。例えば、子どもがサッカーをサボりたいと言ったら、『あなたの好きな海外で活躍する日本代表の久保建英選手は、８歳のとき、練習をサボっていたかな？ どうしたら世界でプレイできるようになるかな？ 今、ゲームするのと、練習するの、さあどっち？』みたいな感じで熱くグイグイ詰め寄りますが、やるか、やらないかという最後の答えは自分で出させるようにしています。子どもの人生には、この先、たくさんの選択をせまられることがあると思うので、そのときに正しい判断をできる子になってほしいですからね」
次回、最終回はすっぴんでも一点の曇りのない透明美肌を保つ奇跡の40歳、飯田圭織さんが美容道にフォーカスします。30分以上かけて肌に気合を注入する“修造スキンケア“からモー娘。現役時代と今のメイクの比較まで、美の秘訣をまるっとお届け！ どうぞお楽しみに。
飯田圭織
1997年、オーディション番組「ASAYAN」の「シャ乱Ｑ女性ロックボーカリストオーディション」の最終選考に残りながらも落選した他４名とともにアイドルグループ「モーニング娘。」を結成。翌年、メジャーデビューを果たした後は、瞬く間にミリオンヒットを連発する国民的アイドルグループの一員として、つねに注目の的に。2001年には、二代目のリーダーに就任。大所帯になったグループの主軸となるが、2005年にグループを卒業してソロ活動を開始。現在は、タレントとして音楽活動含めバラエティや舞台など、様々なジャンルで活動している。８歳と４歳の二児の母。
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撮影／寺田茉布（LOVABLE） ヘアメイク／金澤美保 スタイリング／押田綾佳 取材・文／金子優子 構成／剱持百香
Edited by 剱持 百香
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