【イエベ】ブラウン仕込みで似合わせる
■教えてくれるのは……
河北裕介 -YUSUKE KAWAKITA-
数々の女優・モデルを手がける人気ヘアメイク。“最高にその人らしい”メイクを引き出す。近著に『読む河北メイク』(講談社)。
イエベの先入観:青みピンクは危険! →【目元とトップスに「つなぎ」のモーヴを】
モーヴを散らすことで唇の色を孤立させない
VOCE:“イエベに青みピンクは似合わない”。イエベさんの間でこれはもはや定説となっています。
河北さん:それは、メイクの組み立て方が間違っているだけ。ベージュ寄りのブラウンシャドウでベースを作り、青みピンクとなじむモーヴカラーのシャドウを仕込んで、トップスにもモーヴを。青みピンクとモーヴのどちらにも“青”が入っているからおさまりがいい。また、こういう色を使うときは、メイクはクラシックにふったほうが似合いやすい。リップはつややかなタイプを輪郭通りにきちんと塗り、眉も少ししっかり描くと、上品にキマるよ。
パール入りでくすみをさりげなくオフ
ケイト ザ アイカラー 047 ¥650(編集部調べ)/カネボウ化粧品
洒落た印象を引き出すダスティモーヴ
オンブルクルールデュオ ¥4500、ケース ¥2500/クレ・ド・ポー ボーテ
ハッと目を引くツヤと鮮やかな発色
【HOW TO】
ケイト ザ アイカラーをアイホール広めにぼかしてくすみをはらい、オンブルクルールデュオの左側をチップで二重幅より少し狭く目幅通りに淡くぼかす。ルージュリキッドルミヌ ブリアンはチップを使って輪郭通りにオン。唇の山や口角を丁寧に塗ることで品がアップするテク。
撮影/吉田崇(まきうらオフィス/人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/河北裕介 スタイリング/杉本学子(WHITNEY) モデル/谷まりあ 取材・文/中川知春
Edited by 藤平 奈那子
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