本命クレンジング ガチ比較!
◆01
アルビオン エクシアAL ジョイ フルール クレンジングオイル 180ml ¥10000
11種の美容オイルを配合しているから、アンチエイジング効果もバッチリ!
◆02
アンプルール ラグジュアリー・デ・エイジ クレンジングオイル 145ml ¥4350
ドクター監修のクレンジング。洗い上がりはトリートメントしたあとのよう。
◆03
ケイト クレンジンググルー 115ml ¥1500(編集部調べ)/カネボウ化粧品
まつ毛の生え際などのマスカラもきちんと落とせる、とろみ感触のオイル。
◆04
shiro タマヌ クレンジングバーム 90g ¥6500/shiro
美容効果が高いとされるタマヌオイル配合。乾いた手で肌になじませて。
◆05
ソフィーナ 乾燥肌のための美容液メイク落とし〈オイル〉200ml ¥2500(編集部調べ)/花王
美容液成分を30%以上配合したオイル。ほのかなお花の香りもエレガント!
TEST.1~3はこちらから。いよいよ後半! 総合評価までお見逃しなく♪
TEST.4 毛穴に入った汚れまで落とせる?
ライムに市販のリキッドファンデを塗布し、クレンジングをのせてなじませてから洗い流す。このときの残り具合を観察。
◆01 アルビオン
ある程度は落ちるけど、凹みに残っているのが目立つ。ちゃんと落とすまで時間がかかりそう。
◆02 アンプルール
凹みに入り込んだファンデまでスッキリ。ほとんど残ることなく、きれいに落とせた。
◆03 ケイト
うっすらと凹みにファンデが残っているのが見えるけれど、ほとんど落ちたといえそう。
◆04 shiro
凹みにちょっとだけファンデが残っているところもあるけれど、全体的には落ちている。
◆05 ソフィーナ
凹みに残ってしまうことなく、バッチリ落ちた。毛穴に入った汚れまで落ちるクレンジングだ。
TEST.5 マスカラは落とせる?
赤のウォータープルーフマスカラを重ね塗りした透明なつけまつ毛を、クレンジング剤ではさみ洗い。洗浄したあとの状態を30倍のマイクロスコープで観察する。透明に近づくほど、落ちているという証拠。
◆01 アルビオン
だいたい落ちているが、部分的にうっすらと赤いマスカラが残っている。
◆02 アンプルール
ほとんど落ちている。でも部分的に、うっすらとマスカラが残っている。
◆03 ケイト
部分的にはうっすら残っているけど、全体的にはマスカラは落ちている。
◆04 shiro
部分的には赤がうっすらと残っているけれど、ほとんど落ちている。
◆05 ソフィーナ
ちょっとだけ残っているところもあるけれど、全体で見れば落ちている。
TEST.6 どんなテクスチャー?
すりガラスにクレンジング剤をのせて、垂直に立てたときの垂れ具合を観察する。長く垂れたものほど粘度が低く、ゆるいテクスチャーで、その場にとどまるものは粘度の高いテクスチャーのクレンジングである。
さらっとしたテクスチャーで、2.0cm以上長く垂れるのは02、03、05とオイルばかり。同じくオイルの01はかなりのこっくりタイプで、それほど長くは垂れなかった。バームの04は粘度が高く、垂直に立てても下に落ちずステイ。質感の好みは人それぞれ。好きなものをチョイスして!
TEST.7 メイク落ちのよさは?
下地、暗めのトーンのファンデ、アイシャドウ、アイライナー、チーク、リップを塗布したキューピー人形にクレンジング剤をなじませて、洗い流したときの状態を見る。しっかりメイクをきちんと落とせるか、細部までチェックを。
◆01 アルビオン
◆02 アンプルール
◆03 ケイト
◆04 shiro
◆05 ソフィーナ
軽くなじませるだけでファンデもポイントメイクも落とせるのは02、05。この2品は時間をかけずにサッとメイクを落としたいときにピッタリだ。丁寧になじませればきれいにメイクが落ちるのが03、少しアイラインなどは残るものの、全体的に見ればちゃんと落ちているのが04だ。メイクとなじむまでにやや時間がかかるのが01。凹凸があるところのファンデが残りやすかったり、口紅が残ったりすることもあるので、クレンジングするときは念入りに。ポイントメイクアップリムーバーなどを併用したほうが、肌に負担をかけずに落とせそうだ。
総合評価
◆01 アルビオン
リッチなとろみ系で洗い上がりしっとり
粘度の高いオイルなので肌にとどまりやすく、液だれせずに広げられる。のばしたときの感触は、肌を包み込むようにやわらか。厚みがあってクッション性も高いので、肌のこすれ感は少ないだろう。メイクとなじむまでにやや時間がかかるので、クレンジングは丁寧に。専用リムーバーを併用しても良いかも。洗い上がりはしっとり感が残る。
◆02 アンプルール
しっかりメイクも難なく落とせる優秀作
ゆるめで軽いテクスチャーのクレンジングオイル。なめらかにのばし広げることができる分、クレンジングしている間の液だれには注意したい。膜感のない軽いテクスチャーのせいか、メイクとのなじみが早く落ちもいい。アイメイクも口紅も、もちろんファンデもラクラク洗浄。洗い上がりがさっぱりしているところも特徴的だ。
◆03 ケイト
まろやかな感触でつっぱらないのが◎
少しとろみがあるけれど、まろやかで肌全体にのばし広げやすいオイルタイプ。丁寧になじませれば、アイライナーやマスカラ、口紅などのポイントメイクも無理なく落とせる。洗浄力が高いと洗い上がりがカサつくのではないかと不安になるけれど、乾燥した感じはあまりない。しっかりメイクを毎日している人におすすめしたいオイル。
◆04 shiro
体温でとろけてゆるっ! この感触はほかにない
見た目は固そうなテクスチャーだけど、肌にのせると体温で溶けてオイル状に変化。無理なくスルスルと広げられるバームタイプだ。膜厚感があって、肌が直接こすれる感じがないから、負担も少なそうだ。ただなじむまでに少し時間がかかるのと、凹凸のあるところは残りやすいため、なじませも洗浄も丁寧に行ったほうがよさそう。
◆05 ソフィーナ
メイク落ちNo.1! 1本で素肌に戻れる
マスカラも口紅も、毛穴に入り込んだファンデもバッチリ落とせるオイルクレンジング。テクスチャーはゆるく、サラッとしていてのばし広げやすい。でもその分、ゴシゴシこすると肌に刺激となってしまいそうなので、優しくそっとなじませるようにして。洗い流しはラクラク。スッキリして肌に残る感じがないのも、嬉しいポイント。
【サイエンスな結論】
05(ソフィーナ)は優しくなじませるだけで、ファンデもポイントメイクも落とせる優秀クレンジング。ウォータープルーフのアイライナーにマスカラ、ファンデまで落とせるなんて、スゴすぎる。同じくメイク落ちでいうと02(アンプルール)も満足度が高い。03(ケイト)、04(shiro)も問題ないが、濃いメイクのときはリムーバーを併用したほうが安心できるだろう。毛穴に入った汚れが気になる場合は、02、05で洗えば奥までスッキリ。摩擦なく肌の上にのばせるのは、05、03。一方、クッション性が高く心地よくなじませることができそうなのは、01(アルビオン)、04。早く寝たい夜など、肌に負担なく落としたいなら、洗い流しやすい05を選ぼう。
他の5アイテム編はこちらからチェックできます♪
撮影/石田健一(実験)、木村元明(静物) 実験/エフシージー総合研究所 取材・文/穴沢玲子 構成/佐野桐子
Edited by 佐野 桐子
公開日:
この記事に登場したコスメ(4件)