きっかけはウエストがゴムのスカート
昔に比べると、ホックとファスナーのスカートが減ってウエストがゴムのフリーサイズのタイプが増えている気がしませんか? 先日購入したスカートが、まさにウエストがゴムのタイプだったのですが、そのスカートを履いているとなぜか肩甲骨の下あたりが凝る、息苦しい……という感覚に襲われ、脱ぐと楽になるということが続きました。
楽なはずのゴムウエストで気持ち悪くなるってあるのかな? と思ったのですが、ゴム自体の幅が狭いので、伸縮性のない生地に比べるとお腹の肉に深く食い込むから気持ち悪くなるのかも……と思い当たりました。一度気になってしまうと、キツめのストッキングやショーツのゴムも気になってしまい。日中は厳しくとも、寝るときはなるべく締め付けがないほうが良いのでは? と思い至りました。
そこから縫い目のないシームレスタイプのショーツや、締め付けの弱いショーツなど色々探したのですが「思い切って履かないのはどうだろう?」と思って試してみたらお腹まわりがすごく楽で、翌朝の寝起きの良さも違ったんです。偶然かと思ったのですが、ショーツを履かないほうが深く眠れるので、以来旅行などで人と泊まるときや生理の時以外は基本的に履かなくなりました。
これまで寝るときは当たり前にショーツを履いて、パジャマを着ると思っていましたが、皆さんはどうしているのでしょう?
寝る時ショーツ履く? 履かない?
「下着を履かないのを試したことあるけど、お腹が冷えてダメだった。鼠径部(そけいぶ)を締め付けないボクサータイプのショーツに行き着いた」(35歳/化粧品会社勤務)
「ネット通販でふんどし型のパンツを買って自宅で過ごすときや寝る時はそれを履いている。ウエストの部分がレースになっていて、長方形の布を上部でレースの筒で止めている感じなので、洋服の下に履くともさっとするので室内用といった感じ。この楽さに慣れてしまうとゴムのショーツを履いた時、鼠径部がなんだか気持ち悪くなる」(29歳/ジュエリー業界)
「全裸で寝るのも試したこともあるけれど、落ち着かなかった。下着は履いていたほうが落ち着くので、ショーツは履いてナイトブラは着けたり着けなかったりする」(27歳/配送関係会社勤務)
一度は「ノーパン」を試した経験がある人も多いようです。日本人は昔、着物で下着を着けていなかったと聞きますが、こういうのは「慣れ」の問題が大きいのかもしれないですね。
ちなみに私も「ふんどし型パンツ」という名前で呼ばれている商品は何種類も試したことがあります。ふんどし型パンツは、ウエスト部分と股間部分に当たる布の形状で差別化されているものが多く、両側を紐で結ぶタイプのものや、ウエストが紐状になっているタイプのものなどウエストはゴムを使用しない伸縮性のない素材になっているものもあれば、レースでゆったりと止めるタイプのものなど様々です。
股間部分も、三角形の布を前後に止めた通常のショーツタイプのものもあれば、長方形のふんどし型のものもあり、「見た目を取るか、締付けのなさを取るか」と二択を迫られる商品が多い印象です。外で履くのに、もう少し見た目が可愛く、締付けのない商品が増えてくれるといいのに……と思っています。
意外なところを変えると快眠度はアップするかも?
下着を履いて寝る場合は、素材によっても違いました。私は化繊のものよりも綿などの天然素材のほうが何となくよりリラックスできる気がします。同じ用に綿やシルクなどの天然素材のほうが落ち着く……という方もいるかも? 寝る時の服装ってあまり気にせず習慣でショーツを履いている方も多いと思いますが、「寝付きが悪い」という方は、締め付けがないショーツに変えるだけでも変化を感じられるかもしれませんよ。
Edited by 上岡 史奈
公開日: