山里さんの正しすぎる宝塚の推し活に、愛月さんも大感激!
山里さん
僕の奥さんのお友達で映画監督のタナダユキさんがいらっしゃるんですが、タナダ監督もずっと愛月さんのことがお好きなんですよね。それで、僕が愛月さんのファンになったあと、愛月さんが出演されたいろんな作品を観させてくださったのはタナダ監督なんです。で、今日お会いする前に何を観ようかという話になって、昨日は『美しき生涯』の石田三成を演じられた新人公演を拝見しました!
愛月さん
わああああ、新公ですか。酷かったでしょ? 私、あの作品のあのシーンが大好きだったんです。東京宝塚劇場の大千穐楽の挨拶でも三成のセリフを言ったくらいですから。
(編集部注:「散ることを知らずに咲いている花よりも終わりを知って色づいている紅葉のほうが愛しい」 終わりがあるからこそ美しい。終わりを決めて走り抜けることができたから今、こんなにも清々しく晴れやかな気持ちでここに立っていられるのだと思います(愛月さん退団ご挨拶から抜粋)。)
山里さん
あの作品がお好きで、あのセリフをお好きだと愛月さんが言っていらっしゃるのにもかかわらず「どうして退団されたんですか」って聞くのって、まったく空気読めてないと思って(汗) ちなみにまた愛月さんの歌や踊りを体験できることってあるんですかね? 今度珠城りょうさんのコンサートに出演されますよね? (編集部注:珠城りょう1stコンサート『CUORE』に出演予定) それ以外でも何か考えていらっしゃるんですか?
愛月さん
まだ告知はできないですけど、色々と……(笑)。
山里さん
愛月さんはトークがすごく面白いんです。
愛月さん
あだ名がね……(笑) とにかくおしゃべりだということが分かるあだ名でしたから。ここでは言えないくらい(笑) 基本黙っていることがないんですよ。だから『ザ・ジェントル・ライアー~英国的、紳士と淑女のゲーム~』を観劇に行ったときも困ったんです(笑) 今、規制退場じゃないですか、どの劇場も。「会話をお控えください」とアナウンスがある中で、もう黙ってるのが苦痛で苦痛で(笑) 「この状況無理だ、私! やっぱり私黙っていられないんだわ」と一緒に行った退団同期に小さな声で話し続けるという(笑)。
山里さん
もう、そのギャップが素敵なんです!
愛月さん
告知できるようになったら、ぜひ観にいらしてくださいね! もしよかったら、今度『たまむすび』に呼んでください(笑)。
山里さん
いや、本当ですか??? もうぜひ来ていただきたいです。
次ページ
愛月さんのディナーショーの思い出