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ネイリストが大絶賛! 話題の【シールマニキュア】徹底お試しレポート

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ネイリストとしての経験と豊富な知識を生かし、肌育成スペシャリストとして活躍中の川上愛子さんが提唱するのは、頭から爪の先まで全身キレイになるためのマニアック美容! 今回は、シールタイプのマニキュアについて、プロの目で解説します。

夏になるとネイル熱もあがってきますよね。手入れの行き届いたネイルは、オシャレなだけでなく、気分までもあげてくれます。ところが、湿気の多いこの季節、せっかくキレイに塗ったのに、寝ている間に布団の跡がついてしまった……なんていう声も。

マニキュアは“空気乾燥硬化型”の樹脂なので、湿度が高い季節はなかなか乾きにくいものなんです。スプレータイプの速乾剤や速乾タイプのマニキュアなど便利アイテムもたくさんもありますが、それでも上手にマニキュア塗れないという方にぴったりなのが、シールタイプのマニキュア。乾くのが待てない方も、はみ出して上手に塗ることができない方も、ぜひ参考にしてみてください。

シールタイプのマニキュアって?

シールタイプとはいえ、揮発成分の入った揮発型のマニキュアです。シールなのに、ピタッと密着! 不思議ですよね。そして、除光液で簡単オフできるのも魅力的です。

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今回お試ししたのは「INCOCO」です。今大人気の製品なので、見かけたことがあるかたも多いですよね。でも、売っているのは見たことがあっても「シールでしょ?」なんて買わずにいた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 実はこれ、単にシールと呼ぶにはもったいない画期的なマニキュアなんです。ネイリストから見ても試さないのはもったいない一品!

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今回は、写真映えも考えてラメバージョンを購入しましたが、シンプルなワンカラーも豊富にあります。オフィスOKデザインもいっぱい! 8サイズ入っているので手に合わせても足に合わせても「合うサイズがない!」と困ることもなさそうです。ネイリストとして年間何万タイプも爪を見ていますが「これだけのサイズが入っていたら、だいたいの爪に合うだろうな」というサイズ展開でした。

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ミニサイズのネイルファイルもついているので、爪を整えるのも楽ちんですし、シールのはみ出し処理などもスムーズです。

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HOW TO USE

まず、自分の爪に合わせたサイズを選びます。このとき、爪の右端から左端までしっかりカバーできるサイズを選びましょう。もし、ベストサイズがなかったら、大きいサイズより小さいサイズを選ぶのがポイント。

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爪のサイドラインは巻き込む形になっているので、指回りのお肉を抑えて貼る必要があり、指回りのお肉が多いと少し貼りにくいのです。ジャストサイズがなければ少し小さいサイズを選ぶと、回りのお肉に邪魔されずに貼れますよ。

そして、貼る前に手をしっかり洗っておきましょう。消毒用エタノールなどで油分を除去しておくとグッともちが良くなります。マニキュアを塗る前に使う油分除去剤もおすすめです。

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まずは、透明シールをはがします。

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透明シールを剥がしたら、土台からシールを剥がします。薄いシールなのですがつまみがあるからとっても剥がしやすいです。ネイルシールというと剥がしにくいものも多い中、このスムーズさは感動しました。土台ベースはシルバーのラメですね。ぎっしり詰まっていて隙間なくかわいい光り方をします。

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つまみ部分を指で引っ張って取ります。ここまでとてもスムーズです。指の油分が気になる方はピンセットを使ってもいいかもしれません。

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爪に貼ります。貼る部分がずれても持ち上げれば貼り直しができるので「失敗した」ということが少なく済む印象です。上手に貼るポイントをまとめてみたいと思います。

① 爪の根本側に合わせて貼る
② 少しだけ爪先側にひっぱりながら左サイド側を貼る
③ 空気が入らないように右サイドを貼る

少しだけ爪先側にひっぱるとゴムのように伸びるので、ちぎれない程度に引っ張りながら貼るのがおすすめです。

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爪先まで貼れたら、下に向けて引っ張りましょう。ここで、爪先に合わせてキレイに切れます。爪先のシール残りがあると、それが引っかかって剥がれの原因になりやすいのですが、INCOCOは爪先でぴったりと切れるタイプなので、その心配はご無用です。

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爪先に合わせてちぎれました。少しだけサイドに余分が余りました。

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裏から見ると、爪に沿ってキレイに切れたのがしっかり見えます。サイドにはみ出した分は付属のファイルでささっとこすれば解決です。簡単すぎてびっくり!

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ほんの数分あればマニキュアの完成です。シールとはいえ揮発性なので、貼った後に空気乾燥することでよりしっかりと爪に密着することになります。シールのもちは約2週間です。もちろん、指の使い方によってもちは変わってきますが、そこはマニキュアと変わりありません。

今回は簡単な油分除去のみで貼りましたが、ネイリスト目線で見るとキューティクル際の甘皮がやはり気になります。甘皮際まできっちりと貼ってプロ仕様に仕上げるには、ネイルサロンで甘皮ケアをするほうが良さそうです。爪の形も10本揃っている方がカラーやデザインが映えるので、ネイルケアをプロにお願いしてから貼った方が良さそう。最近は、INCOCOをネイルサロンにお持ち込みする方も増えました。ネイルケアのついでにプロに貼ってもらっても良さそうですね。

オフの仕方も簡単!

オフは除光液で行います。どんな取れ方をするのか見てみましょう。コットンに除光液を含ませて爪に置いてみました。

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簡単すぎてびっくり!まさにマニキュアです。ラメマニキュアのような取れ方なので、ラメにひっかかりながらも簡単にオフできます。

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ラメマニキュアの取れにくさは体験したことがある方も多いと思うのですが、まさにラメマニキュア。少しづつ溶けながら取れていきます。

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数回拭き取ったらキレイに取れました。除光液は肌が乾燥しやすいので、使ったあとは必ず手を洗ってキューティクルオイルなどを塗りましょう。INCOCOはマニキュアなので、爪の補強などはジェルネイルのほうがありそうですが、カラーリングという観点では画期的なマニキュアだと思いました。フットでもハンドでも簡単に貼ることができますし、何よりオフが簡単なのがうれしいですね。

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今年の夏は、手も足もINCOCOで過ごしてみようと思います。みなさまも試してみてくださいね!

Edited by 川上 愛子

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