第1回目のインタビューでは、小さいころから大好きで憧れていた宝塚への熱い想いを語ってくれた愛月さん。ロングインタビュー第2弾では、まさに“今”をどうやって過ごしているか、そして愛月さんの美しさの秘密に迫ります。記事の最後には眼福カットをたくさん公開していますので、最後まで楽しんでご覧ください。
早寝早起きならぬ、早寝遅起きで、お気に入りアニメを流し見してリラックス
──退団して約3ヵ月間、どんな毎日を過ごしてらっしゃいますか?
愛月ひかるさん(以下 愛月さん)
現役時代とあまり何も変わってないんですが……(笑) でも、現役時代よりも早く寝てますね。現役のときって、深夜1時、2時まで平気で起きてたんです。
──意外ですね。現役時代こそ、翌日のお稽古のために早く寝てしまいそうな印象ですが……。
愛月さん
最後のほうはコロナ対策もあってお稽古がかなり早く終わっていたので早く寝ていましたけど、それ以前はお稽古が22時くらいまであったんです。お稽古でアドレナリンが出てしまっているので帰ってすぐにバタンキューというわけにもいかなくて、そこから色々やり始めちゃうんですよ……。気分転換に録り溜めしていたテレビ番組や映画を観るなど、少しリフレッシュする時間を挟んでから寝ようと思うと結局24時を回ってしまう結果に。今はそんなことなくて、24時前には寝ていますね。でもあんまり早起きじゃないので、早寝遅起きって感じ(笑)。
──今はどうやってリラックスする時間を過ごしていますか?
愛月さん
それは現役時代と変わってないんです。ひたすら、アニメとドラマを流し見するんです! アニメは『鬼滅の刃』なんかももちろん制覇していますが、現役のときにリフレッシュ法でずっと観ていたのは『ドラえもん』か『ちびまる子ちゃん』か、または『ONE PIECE』。一回観たことがあるものだと集中して観なくても内容が分かるでしょ。それを流しておくのが好きなんです。時代劇とかもそうかも(笑) 海外ドラマや字幕モノだと一生懸命見ちゃうからダメなんですよね。もう何回流し見したことか……。今でもアニメが本当に癒しですね!
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愛月ひかるの考える“美しさ”