教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
福岡玲衣さん【乾燥肌代表】
乾燥の季節はカサカサに悩む極度の乾燥肌。ヘアメイクの仕事と自身の経験から「ベースメイクのキモはスキンケアにあり」との結論に辿り着く。
【乾燥肌のベースは……】塗りすぎは乾燥の原因に。“部分塗り”を重ねる
「UVカット効果のある下地以外は、すべて部分塗り。その理由は厚塗りすると乾きやすいし、小ジワやキメにファンデなどが落ちたりしてくずれやすくなるから。塗る際には、みずみずしいアイテムで極薄に仕上げよう!」
【POINT1】なじみのいい下地を指とスポンジで薄くのばす
日焼けは後々の乾燥の原因になるので絶対ブロック! 高いUVカット効果があり、なめらかなタイプを指でのばしてスポンジで密着。
高いUVカット効果とほのかなパール感で肌ツヤをアシスト
福岡さん
スキンケアでつくったツヤを消さずになめらかに整う。天然由来の美容成分入りも。
【POINT2】クッションファンデをブラシで部分塗り
ピンポイントにファンデをのせるため、スポンジより小さめのファンデブラシがベター。眉間の上、両頬、鼻筋、口角の下だけにオン。
塗ってる方が調子いい美容成分入りファンデ
福岡さん
ヒト幹細胞など美容成分をたっぷり配合。みずみずしく、薄づき。ツヤ感も理想的です。
【POINT3】コンシーラーを気になるところに点塗り
ファンデが薄いぶん、カバーしきれないクマや色素沈着、シミなどはコンシーラーで。ピタッと密着するけど乾かないタイプを選んで。
強力に密着しつつ肌に溶け込む!
福岡さん
なじみがいいけど狙った部分から動かず、ぼかしても消えない理想的なテクスチャー。
【POINT4】パウダーはごく少量におさえて水分キープ
パウダーを大量にのせるとどうしても肌の水分を持っていかれるので、くずれやすい部分のみアイシャドウブラシでピンポイント塗り。
空気みたいに軽くて薄膜に仕上がる
福岡さん
さらっとマットな仕上がりだけど乾かない。密着力も高くて狙った部分にのせられます。
撮影/川崎一貴(MOUSTACHE/人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘアメイク/福岡玲衣(TRON) スタイリング/川崎加織 モデル/関水渚 取材・文/中川知春
Edited by 松本 薫
公開日: