◆教えてくれるのは……
ヘアメイクアップアーティスト 長井かおりさん
働く女子が可愛くなれるメイクテクに精通し、本誌でも大活躍中。
ヘアメイクアップアーティスト 林由香里さん
アラサーの悩みを共有しつつ、リアルに使える攻めテクを紹介。
リップはとことん冒険色でポイントづくりを
アクセサリー気分でネオンカラーを唇に
長井「アイライナーと同じ考えだけど、シンプルな服やメイクに、派手なリップを合わせるのが可愛いと思うの」
林「本当にそう。鮮やかでパッと目を引く色がいいと思う。フーミーみたいなマットリップも可愛いし、リンメルみたいにグロッシィでぽってりした唇も今っぽいと思う」
長井「ツヤとマットが同居していいと思うんです。とにかく高発色かつ高彩度なリップで、気分もアゲていこう! って感じでしょうか」
◆長井さんCHOICE
A. ヴィセ リシェ マットリップラッカー PK882 ¥1500(編集部調べ)/コーセー
ヴィヴィッドだけど上品なマットリップ。
B. ラスティングフィニッシュ ティントリップ 010 ¥1300/リンメル
C. レディット ミラーレスティントルージュ 07 ¥1600(限定)/BCL
中心のグロウピグメントで、立体感アップ。
D. ケイト カラーハイビジョンルージュ OR-3、PK-4 ¥1200(編集部調べ)/カネボウ化粧品
見たままの色が再現できると大人気。
◆林さんCHOICE
E. アクアリィ ブースト リップラッカー 001、002 各¥1600/リンメル
美容液成分たっぷりで唇ぷっくり効果もあり。
F. フーミー マットリップクレヨン ピンキーベージュ、オランジェレッド 各¥1500(限定)/Clue
マットだけど唇が乾燥しない。輪郭を取るのもラクラク!
ベースメイクはしっかりめぐらいが逆に夏はベスト
厚塗りは回避しつつアラのない健康素肌に
林「夏とはいえ、肌はしっかりつくりたいところです。素肌っぽく透けている感じも、ツヤを足しすぎてテカテカした感じもちょっと違う気がしてしまうから」
長井「そう思います! コンシーラーなどでクマや赤みなどの色ムラなどはほどよくカバーしつつ、テカりすぎず、マットすぎないちょうどいい肌にするのがいいのでは」
林「ヘルシー感はマスト。密着感があってサラッとするメイベリンは使いやすいかもですね」
メイベリン SP BB ウルトラカバー SPF50/PA++++ 全2色 ¥1400/メイベリンニューヨーク(6/22発売)
キスミー フェルム 明るさポイントベース SPF26/PA++ 8g ¥1100/KISSME(伊勢半)
チークはほんのり骨格を引き立てるものを
広くふんわり入れてなじませるのがコツ
林「チークは肌から浮かないブラウン系が可愛いと思いつつも、ケイトの白ピンクにも引かれます」
長井「肌になじむぐらいがいいと思うんですよね。私は、肌全体をほんのりピンクにするのにハマってて。唇や目もとに色を使うぶん、肌と一体化したなじみチークがちょうどいい。従来のチークポジションを無視して、広範囲に淡く入れて!」
A. ケイト ホワイトシェイピングパレット WT-2 ¥1800(編集部調べ)/カネボウ化粧品
B. フーミー ブレンドチークカラー サンシャインオレンジ ¥1800/Clue
C. キャンメイク パウダーチークス PW43 ¥550/井田ラボラトリーズ
仕込める系ハイライトはこの夏肌のマストアイテム
乾く一歩手前の半生肌に仕上げて
長井「ツヤを足すというより光を仕込む感覚。ケイトのオイルは思っていたよりテリ感がなくて、ほどよい半生感が出ますね」
林「ニックスのイルミネイターは肌のニュアンスチェンジにちょうどいい。ブラウンはチークの上から重ねてもいいし、ホワイトはポイント使いしても可愛い。フェスとかのイベントには少し多めに塗ってギラッとさせちゃうのもありかもしれません」
A. ア ビット ジェリー ジェル イルミネイター ABJGI01、ABJGI03 各¥1600/ニックス プロフェッショナル メイクアップ
B. ケイト グロウボリューマー ¥1600(編集部調べ・店舗限定)/カネボウ化粧品
ベースの仕上げに。
撮影/菊地泰久(vale./人物)、小川剛(静物) ヘアメイク/林由香里(ROI) スタイリング/西野メンコ モデル/松原菜摘(VOCE専属) 取材・文/穴沢玲子 構成/大木光
Edited by 大木 光
公開日:
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