私の得意分野である「骨盤矯正」も「О脚矯正」も「ボディメイク」も、おしりからリセットするのが一番早い、という事実があります。なぜなら、おしりの筋肉が衰えていると、その内側にある骨盤の歪みにつながります。この骨盤の歪みは、全身の歪みやボディラインの崩れの要因なのです。おしりから「リセット」し、筋肉をつけてあげると、ボディラインもバランスよく整いやすくなりますよ〜!
しかも、「おしりから鍛える」とさらに嬉しい効果があるんです。ヒップアップされると、そのアップしたライン以上に脚が長く、より細く見えるんです! 実例を見てみるのが、一番このメソッドの実力が分かりやすいので、早速見てみましょう。
ヒップラインがあがると、脚も長くなったように見えます。
なぜヒップラインがあがると、それ以上に脚も長くなったように見えるのか。目の錯覚の理論ですが、二つの矢印の画像を見ると、わかりやすいでしょう。端についている矢印の形によって、同じ長さのはずなのに、長短が違って見えてしまいます。脳が勝手に周りの情報と合わせて補正して、「適当な」見え方に調整しているのです。この目の錯覚理論、おしり&脚の場合も同じなんですよ! おしりが上向きになると(画像の右側)、脚がより細く長く見えてくるんです。
だいたいこの目の錯覚の効果として、ヒップ1㎝アップで、脚長効果3㎝(!)の視覚効果があると言われています。
この方も同じく脚がより長くもみえますよね。元々スレンダーな方でしたが、おしりを鍛えることで美脚になり、О脚も改善。こんなに見た目が変わるなんて、おしりリセットやるしかない! って思いませんか? さあ、おしりリセットしましょう!
【壁スクワット】
この壁スクワットの最大の利点は、トレーニングが苦手な方でも、ちゃんとおしりに効きやすい! ということです。壁がサポートになるため、
・初心者の方
・スクワットをしていて前重心になってしまう方
・スクワットで太ももにばかり負荷がかかってしまう方
にもおすすめの方法です。
まず、お尻を壁に当てて、前傾姿勢をとってください。背骨が丸くならないように、頭を上に引っ張られているように感じて。
息を吐きながら、ゆっくりとダウン。この時「頭は上に残したまま、」とイメージしながらダウンすると、フォームが崩れずしっかりおしりと背中に効いてきます。
さらに! もっとしっかりと、おしりのサイドに効かす方法がこちら。
入る手のひらで、膝を外側に押すようにしながら、息を吐きましょう。体幹がとれ、お腹の芯部や背骨を支える筋肉にしっかり効いていきますよ!
さらに、重心を後ろにさせるコツもご紹介します。このように足の指先を5本とも上げてみましょう。
足裏の筋肉を活性化させるだけでなく、重心バランスがかかとと、足のはらで支えられ、前のめりになるのを防ぎます。
スクワットの悪いポジションがこちら
大げさにやっていますが、目線が下に向いて背骨が丸くなると……おしりには効きません。どうしても背骨が丸くなっちゃう方は、上下の動き浅めにしてみましょう。
10回1セットを目安に、1日3〜5セット続けてみましょう!
キュッとしまったおしり、安定した骨盤、バランスのとれた体、それに加え、とびきり脚長効果が得られます。ぜひトライしてくださいね。
Edited by Naoko
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