「髪がサラサラな女性に思わずキュンとしてしまいます」
―仮面ライダージオウの主役を務め、子供たちや同世代の女性からだけでなく、主婦層の大人女性たちにも人気上昇中の奥野さん。どんな女性が理想ですか?
「素直に言うと……、あまりわからないんです(笑)。今までは単純に年上の女性が好きだと思っていたんですけれど、最近は年齢って関係ないんじゃないかなって思ってきて。実年齢よりも精神年齢がすごく高かったり、どこか落ち着いている、そういう方が好きなのかもしれないです。色々な経験をされていたり、世の中のことを知っていたりする女性って尊敬できるし素敵ですよね。僕自身、周りから大人びているねって言っていただけることもあるんですけれど、やっぱりまだ18歳だな、って自分で思うほどはしゃいだりするときもあるので、少し背伸びしたいのかも」
―つい惹かれてしまうor見てしまう、見た目のタイプは?
「可愛らしい人。年上の方や落ち着いている方でも、美人というより可愛らしい雰囲気が好きです。無邪気に笑っているような感じ。あとは僕、女性の髪をすごく見てしまうんですよね。本当にサラサラな髪質の女性いるじゃないですか、あれはキュンとしてしまいます。肩くらいまであるツヤのある髪が風になびいたり、サーってキレイに指が通ったりすると……もう、好き(笑)」
「行きたいところが一緒だね、でデートをするのが理想」
―今年はGW同様、夏休み休暇も長い様子。もしお休み中にデートをするとしたら、どんなところに連れて行きたい?
「僕が結構優柔不断なところがあるので、お互いの意見が合致したところに行きたいですね。僕は映画が好きなので、相手がのんびりしたいと言ったら映画デートを提案するし、もし体を動かしたいってなったら、ボーリングとかかな?(笑)。あと僕はカラオケが好きなので、何も出てこなかったらカラオケを提案するかも。今は全部自分が好きなことをあげているんですけれど、お互いにどこに行きたいかを言い合って、あ、一緒だね、行こうよっていう風になるのが良いですね。もし同じところが出てこなくても、僕も気になるってなったら相手に合わせていくし、逆パターンでも全然嬉しい。どちらかが無理に合わせたりするわけではなく、少しでも興味を持てる場所でデートしたいなって思います。電車でのんびり一緒に移動するのも楽しそう」
「時間を戻せるとしたら、仮面ライダージオウが始まる前かな」
―男劇団 青山表参道Xの舞台『ENDLESS REPEATERS-エンドレスリピーターズ-』に出演されるお気持ちを教えてください!
「舞台出演やお客さんに生でお芝居を伝えるということが今回初めてのことなので、プレッシャーや不安がちょっとあります。劇団のメンバーには緊張していることをまだ言えてないですけれど(笑)。でも、今自分が出せる全てを舞台にぶつけたいなという風には思いますね」
―今回、“時間を戻せること”がキーワードになるストーリー。もし奥野さんが時間を戻せるとしたらいつに戻りたい?
「去年、仮面ライダージオウが始まるときに戻りたい。でも、戻るといっても去年のまま戻るのではなく、今の状態のまま行きたいんですよね。というのも、僕はまだまだ今でも未熟ですけれど、去年初めて演技をしたときよりかは少しだけお芝居のことを学んだり色々な経験を積んできたから、その状態でもう一度やり直したい。もう、お芝居が全部違いすぎて1話とか見れないですもん(笑)」
―普段は自分の演技を見返したりされるんですか?
「完成版を見られないときは、録画して自分のお芝居を観ます。やっぱり毎回ここはもうちょっとできたなとか、ここはテンションを上げすぎたとか、色々な反省点を見つけるんですよね。次に活かしたくてそれを繰り返しているんですけれど、去年に戻れたらそれをもう一度最初からやりたいです。そうしたらもう1段階、2段階成長できる気がするから。……でももう仕方ないので、今からまた見返そうかなって思っています」
「自分でも納得できる演技を見せられるように頑張りたい」
―去年よりもっと昔に戻ってしたいと思うことは?
「小さい頃。関節をゴリゴリに柔らかくして、どこまででもいけるくらい開脚とかできるようにしたい(笑)。僕クラシックバレエを11年くらいやっていたのですが、関節の柔らかさって小さい頃に決まってしまうんですよ。やめてから3年くらい経ってしまったから実際もう硬くなってきちゃって。特技は一応クラシックバレエにしているんですけれど、足を上げたり、開脚してペタってくっつけたりわかりやすいことがあまりできなくなってしまったので悔しいです」
―(笑)。最近、他に悔しいと思ったことはありますか?
「結構あるんですけれど、最近だと泣きのお芝居ですね。プライベートだと映画を見たりしてすぐ泣いたりするんですけれど、そのお芝居のときは涙が流せなくて。プレッシャーや緊張があるときにやる泣きのお芝居って、今までのシーンが走馬灯のように頭の中を駆け巡るんですよ。ガーって駆け巡って、最後になんか邪魔しにくる感じ。そのときはすごく一生懸命なんですけれど、やっぱり終わってから物足りないんですよね」
―演技や成長に関してとても真剣な奥野さん。これからの目標を教えてください!
「後悔することが多いってことは、まだまだ経験も勉強も足りていないってこと。もっともっと色んなことに挑戦して、初めてのことを減らしていきたい。それで、見てくださる方々にお見せできたって自分でも納得し続けられるようなしっかりとしたお芝居ができるようになれるよう、頑張りたいです!」
奥野壮(おくの・そう)
PROFILE:2000年8月21日生まれ。大阪府出身。第30回(2017年)ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで『フォトジェニック賞』『明色美顏ボーイ賞』のW受賞を果たすと、2018年に男劇団・青山表参道Xのメンバーに加入。同年9月よりテレビドラマ『仮面ライダージオウ』主演の常盤ソウゴ役で俳優としてデビューする。
男劇団 青山表参道X 第2回公演『ENDLESS REPEATERS-エンドレスリピーターズ-』
とある資産家の邸宅に侵入した強盗集団ZOO。目指すは、巨大金庫に眠る時価20憶円の宝石。作戦を決行した彼らを待っていたのは壮絶な死であった。しかし、彼らは無機質な会議室で目覚める。「会議を始めてください」とともに5分間のタイマーがカウントダウンされる。戸惑いながらも、反省を踏まえながら作戦会議をする4人。そして、タイマーがゼロになったとき、彼らはまた巨大金庫の前に立っていた―。
永遠に繰り返される作戦会議と強盗劇が今、始まる。
出演/
ルビー:飯島寛騎、栗山 航、小沼将太、立花裕大
サファイア:西銘 駿、塩野瑛久、村上由歩、松本健太
エメラルド:定本楓馬、中村嘉惟人、湯本健一、長田翔恩
日替わりゲスト/水江建太、奥野 壮、岩田知樹 ほか
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撮影/楠本隆貴(willcreative) 取材・文/高橋夏実
Edited by 高橋 夏実
公開日: