透明感の敵 “テカリ”をブロック
透明感の大敵であるテカリをブロックし、サラサラ仕上げがうれしい「セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 ライトブルー」。手に取ってみると、単品では「結構青いな」という印象ですが、塗ってみれば透明感が出て、白浮きせず、自然と肌をトーンアップしてくれます。ファンデと下地が別ブランドの場合、相性が悪いと消しゴムのカスのようなものがモロモロと出てしまうことってありませんか? この下地は、何のファンデを合わせてもその現象が起きにくいという汎用性の高さも良いです。
透明感ならブルーを推しますが、「もうちょっと血色感がほしい」という場合は、同アイテムのピンクベージュもおすすめです。2つ持っておくと、日ごとの顔色によって微調整ができて重宝。下地はこだわりを持って選びたい! と思うあまり、安すぎるその価格に躊躇して手を出さずにいたのですが、もっと早く買えばよかった……と後悔しています。
毛穴が消えてすりガラスっぽい肌に
インテグレート エアフィールメーカー 30g ¥900 (編集部調べ)
昨年発売されたときは「普通にいい」という印象でしたが、暑くなるにつれ、よさを実感しているのが「インテグレート エアフィールメーカー」。これだけで透明感が出て毛穴が目立たなくなります。日中も乾燥知らずで、調子がいいときは、これで肌を整えたら小鼻の周りだけベビーパウダーを重ねるだけでもいいくらい! テカリが出ないわけではありませんが、毛穴落ちがなく、自然なツヤ感というレベルで押さえてくれるのは優秀。見た目はラベンダーですが、肌に伸ばすとわずかにネオンブルーのような色味を感じ、これが透明感のモトかもしれません。
「水ジェリークラッシュ」「プロフィニッシュファンデーション」など、インテグレートの各種ファンデとの相性はもちろん、他ブランドのものでも重ねるファンデをあまり選ばず、涼しげなふんわり肌が続きます。目の下の三角ゾーンに重ね塗りすると、透明感がより増して、パッと明るい顔になるのも好きな点です。
カラーコントロール&UV対策!
優秀なメイクアイテムが多い無印良品にも優秀プチプラ下地が。「無印良品 UVベースコントロールカラー」は、毛穴や色むらをカバーしてくれて化粧ノリは◎。SPF50+・PA+++で日焼け止めとしても申し分なく、首までしっかり伸ばせば、うっかり焼けも「顔だけ浮く」も防いでくれます。イエローは顔の色むらを均一に整えてくれるし、ピンクは温泉に入った後のような血色のよい色白肌に。ブルーやラベンダーの寒色系は、その発色の良さからハイライト的に使うのも良いと感じます。
特に崩れにくさを謳っている商品ではありませんが、日焼け止め、化粧下地、コントロールカラーの3役を一本でこなし、重ねるアイテムが少なくて済むので結果的に崩れにくいという、ずぼらな私にもうれしい一品です。色展開が多く、結構しっかり目にカラーコントロール効果があるので、「新しいアイメイクを試したい」「ヘアカラーを変えたら今までのメイクがしっくりこなくなった」という時の調整にも使えますよ。
「使うファンデと同ブランド」という、下地選びのセオリーは鉄板。ですが、暑い日はもちろん湿度の高い日、エアコンの効きすぎで寒い日など、夏にはいろいろなコンディションがあるはず。上に重ねるファンデを選ばず、透明感の出る下地はプチプラでいろいろ揃えておくと、毎日涼しげな透明美肌でいられるでしょう。
Edited by 中野 亜希
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