最近、役づくりのために髪をバッサリと切り、キレイさに磨きがかかったと評判の倉科カナ。とびきりの笑顔がよく似合い、見ているだけでも眩しい。目が離せなくなるような魅力が彼女にはある。女性なら誰もが欲しくなる、この魅力はどこからくるのだろう。
そのシークレットが明かされているのがビューティ誌『VOCE』6月号。誌面では、人を引き寄せて離さない、倉科カナの吸引力の秘密が露わになっている。
やはり倉科カナの魅力といえば、すごくスリムなのに、ガリガリでもゴツゴツでもなく、どことなく丸みのある女子らしい身体つき。
それをつくっているのは、日本舞踊だった。
この着物美女、なんと倉科さんご本人なのだ。「18歳の頃から始めた日本舞踊では、よく『肩胛骨をくっつけなさい』と言われます。これがとにかくキツイ。そのおかげもあって、ほかに運動しなくても筋肉質だし、太らないんです」と打ち明けている。
実際、肩胛骨同士を内側に寄せるエクササイズは、前肩や姿勢の歪みを矯正して、ポッコリお腹や二重顎を改善すると言われている。だから、間違いなく“倉科カナボディ”を最高にアシストしているに違いない。
そして、ちびっこ級の早寝・早起きをすることも大切にしているという。
「今、早寝にハマってて、22時過ぎには寝て、朝6~7時には起きる生活。美容と健康にもいいし、1日を有効活用できて気分爽快! 早寝はいいことしかない」と断言している。
食事へのこだわりも“ゆるく”ある。サラダは、塩とゴマ油かハーブ入りのオリーブオイルで食べる。それから、食卓には、かならずネギとたまねぎ、豆腐、納豆、生姜が並ぶという。といっても、美容のために欠かしません! という強い意思ではなく、好きなので気づいたら食べていたというスタンス。どうやら、この“ゆるさ”は、彼女のナチュラル美を構成する大きな要素のよう。
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☆ちなみに、倉科さんが夢中の塩がコレ。
「最近、知ってお取り寄せするように。味がぜんぜん違う♪」と大絶賛。
黒潮源流塩 270g ¥972(与那国海塩有限会社)
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たとえば、ルールをつくっても“ざっぱ”にがんばる程度。「約束を決めすぎると、守れなかったときに、『もうダメだ、終わりだー』ってなっちゃう。だからダイエットも日記も、目標はゆるく設定します。そのほうが『ま、いっか、明日からがんばれば』と、やる気が続くんです」。
ピンチのときの自己対応も“ゆるさ”が光っている! 壁にぶつかっても、もがくことはせず、「諦める」というから潔さが気持ちいい。だから「太ったとしても、岩盤浴やお風呂で汗をかき、ストレッチして日本舞踊に行く。これでなんとかなる気がするので、悩みません(笑)」と語っている。
“ゆるさ”具合も彼女の包容力や自然体の魅力をつくり上げているエッセンスであることは確かのようだ。さらに、メイクで仕込む見た目の“ゆるさ”にもこだわりがあるという。
シュウ ウエムラ ラスティング ソフト ジェル ペンシル M01 ¥2300
「感動するほど描きやすい」というアイライナーは、つり目をタレ目にする“甘口顔”の武器。目頭はごくごく細く、上下まぶたの目尻を下げて、やさしい雰囲気の目に仕上げるのが定番だとか。
倉科カナは、あえて肩に力を入れないようにしているのかもしれない。だからこそ冷静に自分を直視でき、魅せる術を知っている。まずは「キレイになるために少し脱力をしてみよう」、それがナチュラル美女への第一歩になる!
photographs:Takashi Yoshida/MAKIURA OFFICE(model),Riki ,Kashiwabara(still life) 、hair&make-up:Ai Miyamoto、styling:Maki Iwabuchi
text:Chiharu Nakagawa 、web writing:Yuko Kaneko
Edited by 金子 優子
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