連載 大野真理子「皮膚の変態塾」

美容医療に頼る前に!【たるみの波】は“皮膚表面”からせき止めよう!

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インスタグラムでのマニアックなスキンケア投稿と圧倒的な美肌力が話題となり、スキンケア好きの間でカリスマ的存在な大野真理子さん。デパコスだけでなくドラッグストアコスメ、ドクターズコスメ、韓国コスメまで幅広いコスメを知り尽くす大野さんが、VOCE読者の「こんなとき何を使うべき?」に答えます。6ヵ月限定、全12回の短期連載スタートです。

「皮膚の変態」大野真理子さんって、どんな人?

本業ではアパレルメーカー取締役として活躍する傍ら、「皮膚が趣味」と語り日夜肌を磨き続ける42歳。主にインスタグラム上で発信するスキンケア・美容医療においての知識の豊富さは、その発光するような上品ツヤ肌が何よりもの証明。モデルや美容好きの間で大ヒット中のビタミンCサプリ『ビタホリックC』は、大野さんのスキンケア好きが高じて立ち上げたブランド『mukii』発。美容とともに女性の人生が幸せであってほしいと願い、悩める女性に向けたインスタライブ『真理子会議』での人生相談会は、涙しながら聞くファンが続出中。Instagram:(@skinholictokyo

連載『皮膚の変態塾』のスタートにあたって、
大野さんからVOCE読者のみなさんへのメッセージ!

化粧品には「夢」がある。
「理系の男」みたいな成分と結果重視のドクターズコスメも「イケメン優男」みたいな完璧なテクスチャーと香りで満たしてくれるデパコスもすべて私のものだから。疲れ切って何とかメイクを落とした私の顔を、好きなように操れる。自分で。自分の気持ち次第で。この世には思ったより自分の思い通りにならないことが多い。そんなことを知れば知るほど、私はスキンケアに沼っていった。

創刊から1号も欠かさず拝読しているVOCEのWEBで大好きな化粧品についてお話しする機会を頂いた。わくわくとドキドキが止まらない。『皮膚の変態塾』、皆様にお付き合い頂けると幸いです。

たるみをせきとめる方法、私の場合。

たるみの原因と対策を考えてみた

たるみの原因って何だっけ? そういえば詳しく知らなかったことを、友人の形成外科女医は淡々と私に説明する。どうやら加齢によって骨が痩せるからその上に乗っている肉と皮膚があまってたるんとするらしい。中の肉を引き締めることはもはや美容医療に頼るしかないわけだが表面の皮膚をきゅっと引き締めることによって幾分見た目が変わるはず。皮膚を引き締め、潤わせることでハリを出す。それが私の考える『たるみ対策』である。今回はそれを叶えてくれた4商品を紹介したいと思う。

キーワードは、「ハリ」と「引き締め」。
たるみをせきとめる、厳選4アイテムは?

この2品があれば、「ハリ」を出してたるませない!

ハリを出すと言えばレチノール(ビタミンA)が有名。しかしながらA反応(皮むけや赤み等レチノールに反応して起こる皮膚反応)が起きる可能性がある。段階を踏んでレチノール濃度ステップアップ出来るスキンケアといえばエンビロン。レチノールと似た成分でありながら、肌への刺激が比較的少ないと言われているバクチオールは、A反応が怖い方に特におすすめ。

言わずと知れたドクターズコスメ「エンビロン」のなかでも、C-クエンスシリーズは、エイジングケアに特化した最高峰ライン。独自の理論に基づき、ビタミンAやペプチドなどの美容成分を贅沢に配合。どんなスキンケアの間に入れてもすっと馴染む癖のないテクスチャーが好き。ビタミンA初心者は、モイスチャーシリーズからどうぞ。

植物由来成分「バクチオール」を1%配合した美容クリーム。レチノールと同様の効果を持ちながら副作用が少ないといわれています。やや固めクリームのようなテクスチャーで、使うほどにハリを実感できます。

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皮膚を引き締める3品は?

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