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【インナーケア】から叶える美白ボディ! 目指せ紫外線に強い肌!!

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紫外線予防は万全! と思っていても、春夏はいつも日焼けの危険と隣り合わせ。ならば、紫外線に強い肌をつくればいい。それを叶えるのがインナーケア。過去の黒ずみも未来のシミも内側からオフ。

カラダの中から肌の再成を後押しする、ボディの美白を叶えるインナーケア

■教えてくれるのは……

VOCE

銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生

ボディの美白をあらゆる方向から解決します!

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。最新のレーザー機器や治療法を自らの肌で試し、最先端の肌医療を追求。その経験を生かした治療とわかりやすい解説がメディアでも人気。著書に『365日のスキンケア』(池田書店)。

肌の生まれ変わりを促すインナーケアは食事から

肌の生まれ変わりが遅ければ、ボディは黒いまま。そこで大事なのがインナーケア。
「肌の代謝を促すのに不可欠なのは、バランスのよい栄養です。特に肌の免疫力と抵抗力を高めるビタミンA・C・Eを、たんぱく質や野菜からたっぷりとりましょう」
とはいえ、食生活が不規則になってしまうことも。そんなときは美白に効く市販薬やサプリメントを活用するのも手。
「美白成分はいろいろありますが、単独でとるよりも組み合わせてとったほうが相乗効果を期待できます。多くの市販薬やサプリメントは数種の成分が組み合わされているので、目的に合ったものを選びましょう」

美白成分をチェックしよう

紫外線の影響を受けにくくする成分やメラニンを抑制する成分、また各社オリジナルの成分まで、美白に効く成分はいろいろ。どれが自分に必要なのかをチェックしてサプリメントを選ぼう。

■L-システイン

特徴:シミ、そばかすに効く

シミ、くすみなどの色素沈着を防いでくれる美白成分の王様
皮膚の代謝を促し、ビタミンCと同時にとることで色素沈着をもたらすメラニンの生成を抑え、黒色メラニンの無色化をサポート。すでにできてしまったシミ、くすみやニキビあとなどの色素沈着の排出に。

■ファーンブロック

特徴:日焼けする前に飲んで効く

紫外線を浴びる前に飲んで! カラダの中からの日焼け止め
飲む日焼け止めといわれ、紫外線による酸化ストレスを軽減するシダ由来の成分。強い抗酸化作用で、細胞をDNAレベルから保護する働きがある。紫外線を浴びる前に飲むと、カラダの中から日焼け予防に。

■ビタミンC

特徴:美白還元効果を高める

高い抗酸化力で肌の力を底上げ、メラニンを阻害して白肌に
高い抗酸化力がある成分。活性酸素の働きを抑え、細胞や組織を守って肌老化を遅らせる。メラニン合成酵素チロシナーゼの働きを阻害することでシミを防ぎ、同時に黒色メラニンを還元することで美白剤の働きも。

■ビタミンB2・B6

特徴:肌の生まれ変わりを促す

肌のターンオーバーを促して美白と同時にニキビ予防
ビタミンB₂とB₆は、肌の角化を整え、毛穴をつまりにくくするため、ニキビ予防に効果が高い。肌の代謝を促して皮膚の粘膜を強化しながら細胞の生まれ変わりをサポート。美白成分としてもおすすめ。

■独自の美白成分

特徴:肌代謝を整えて白い肌へ

研究開発によって誕生した独自の美白成分が増加中
ハトムギやクコの実などから抽出した天然成分や、各社の研究開発により誕生した独自の美白成分を配合したサプリメントも。肌細胞の新陳代謝を促進して、カラダの中から美白を叶える優秀な成分が続々登場。

■トラネキサム酸

特徴:肝斑を薄くする

30代~40代で増える肝斑の治療薬として使われる
紫外線や女性ホルモンの影響で現れる30代~40代で増えるシミの一種が肝斑。その治療薬として知られているのがトラネキサム酸。肝斑の原因となる炎症を鎮め、メラニン生成を抑制し、肝斑やくすみを薄くする。

なりたい肌で選ぶ【美白系】インナーケアカタログ

◆シミ、ニキビ、全身倦怠感に◆

肌細胞の代謝を助けて肌トラブルに効果を発揮
L-システインが黒色メラニンの過剰な生成を抑制、無色化、排出を促進。シミなどの肌トラブルに。

ハイチオールC プラス

ハイチオールC プラス【第3類医薬品】180錠 ¥4200/エスエス製薬

◆シミ、そばかすを薄くする◆

シミ、そばかす対策の最新処方で色白肌に
L-システインとビタミンCがメラニンの生成を抑制、4種のビタミンで強力にシミ対策。

トランシーノ ホワイトCクリア

トランシーノ ホワイトCクリア【第3類医薬品】120錠 ¥2600/第一三共ヘルスケア

◆飲む日焼け止めに◆

日本人の肌を考えたオリジナル処方
UVケア成分、シダから抽出されたファーンブロックに、ハトムギエキスやビタミンB₆、ビタミンB₂を配合。出かける前に飲んで。

ヘリオホワイト

ヘリオホワイト 24粒 ¥2400/ロート製薬

◆シミ、手足の肌あれに◆

漢方成分の力でボディの肌あれを改善
漢方で肌あれなどに使われるヨクイニン(ハトムギ)が、シミやニキビを体の内側から改善する。

ヨクイノーゲンホワイト錠

ヨクイノーゲンホワイト錠【第2類医薬品】 58錠 ¥1200/クラシエ薬品

◆シミ、そばかすの緩和◆

メラニンの生成を抑えて美白ボディに導く
ビタミンB群、ビタミンC、L-システイン配合。肌のターンオーバーを促してメラニンの排出をサポート。

チョコラBB ルーセントC

チョコラBB ルーセントC【第3類医薬品】120錠 ¥2838/エーザイ

◆日焼け予防に◆

紫外線を浴びる前にアジア人の肌に合わせた美白成分を
飲む日焼け止め成分、ファーンブロックに、日本人の肌に合わせた美容成分を配合。美白対策に。

ヘリオケア ピュアホワイトラディアンス

ヘリオケア ピュアホワイトラディアンス 60カプセル ¥9800/イムノサポート

◆肌の透明感をアップ◆

オリジナルの原料がカラダの内側から透明感を引き出す
美白を追求したオリジナルの原料がメラニンや黄ぐすみの原因にアプローチして、肌の透明感を促進。

ホワイトショット インナーロック タブレット IXS

ホワイトショット インナーロック タブレット IXS 60粒 ¥6200/ポーラ

◆内側から輝く白肌に◆

東洋由来の美容成分で白く輝く肌を目指す
クコの実エキス、ライチ種子エキス、ハトムギエキスなど東洋で古くから愛されてきた美容成分を7種配合。

ピュアホワイト

ピュアホワイト〈タブレット〉240粒 ¥4000(編集部調べ)/資生堂

◆飲む日焼け止めとして◆

出かける前に一日2粒で全身日焼けケア
南スペイン産のシトラスとローズマリー由来の複合成分から生まれた成分、ニュートロックスサン®で日焼けに負けない肌に。

サン ピリオド

サン ピリオド(数量限定発売)20粒 ¥2000/オルビス

◆肌の水分を逃しにくくする◆

肌をうるおいで満たして乾燥を防ぐ飲むスキンケア
肌の水分を逃しにくくする機能がトクホとして許可された〝飲むスキンケア〞。紫外線など環境に左右されない肌づくりに。

オルビス ディフェンセラ

オルビス ディフェンセラ 30包 ¥3200/オルビス

◆日焼け予防に◆

植物プラセンタの宝庫、メロン胎座が皮膚の新陳代謝を促進
メロンに含まれる植物プラセンタや青魚に含まれるDHA、EPAを配合。皮膚の新陳代謝を整えて、メラニンの生成を抑制。

ライズストア オイルサプリ

ライズストア オイルサプリ 90粒 ¥8400/Be

◆肌の弾力やハリを保つ◆

長く留まって機能を発揮飲む高濃度ビタミンC点滴
吸収されにくく排出されやすいビタミンCを体内に長く留まるようにリポ化。高吸収型ビタミンCが肌に持続的に働きかける。

メガリポVC

メガリポVC 30包 ¥7800/ドクターシーラボ

◆腸内環境を整えて美肌に◆

肌・腸・毛細血管にアプローチして白肌をつくる環境を整える
メラニンの抑制を期待できるパイナップルセラミドに、腸や血管の働きを活性化する成分をプラス。美しい肌をつくる環境を整える。

ホワイト チャージ

ホワイト チャージ 90粒 ¥5400/FTC

◆肌に透明感を◆

和漢の自然の恵みで肌を健やかに美しく
国産ハトムギエキスに加えて、美容五色の和漢植物エキスを厳選。飲んで美肌への体質改善を叶える。

雪肌精 ハトムギパウダー

雪肌精 ハトムギパウダー 30袋 ¥4000(編集部調べ)/コーセー

◆透明感を引き出す◆

高純度セラミドの力で透明感のある美しい肌に導く
透明感を引き出すヒドロキシチロソールとシスチンに、新たにハス胚芽エキスをプラス。光に負けない美容成分も配合。

ホワイトフォース

ホワイトフォース 180粒 ¥2200/ファンケル

◆ハリとツヤのある肌に◆

熱に強い高濃度ビタミンCが美白をサポート
コラーゲンの生成をサポートするビタミンCを1包に2000mg配合。熱に強く酸化しづらいトウモロコシ由来で、お湯に溶かして飲んでもOK。

ビタミンCプレミアム

ビタミンCプレミアム 30包 ¥3800/エステプロ・ラボ

◆透明感のある白肌に◆

ぜいたくな美容成分が美白肌をサポート
醗酵豚プラセンタエキス濃縮末に加え、クリアサポート成分配合。全身のシミ、そばかすをケアするお助けサプリ。

ブリエ クリスタル ホワイト

ブリエ クリスタル ホワイト15日分 ¥1720/DHC

毎日の食事で美白のためにできること4ヵ条!

1.上質なオイルをとる

紫外線などの外部刺激から肌を守るバリア機能を左右するセラミド。その材料になるのが上質なオイル。青魚に含まれるEPAやDHA、アマニ油やえごま油などのオメガ3系脂肪酸を積極的にとって。

2.たんぱく質をバランスよくとる

皮膚のコラーゲン線維や細胞のもとがたんぱく質。不足すると弾力のない乾燥肌に。毎食、手のひら一枚分が量の目安。肉、魚、大豆製品、卵、乳製品など一日で多種類のたんぱく質をバランスよく。

3.肌代謝のためにビタミンB2・B6を

皮膚や粘膜を健康にする成分がビタミンB2。レバーや豚肉、納豆などに多く含まれる。また、肌細胞の原料となるアミノ酸の吸収を助けるビタミンB6はナッツ類や青魚、イクラなどに多い。

4.ビタミンA・C・Eをたっぷりと

ビタミンA・C・E(エース)の3つのビタミンは、肌老化を防ぎ、免疫力と抵抗力を高める成分で、3つを組み合わせてとることで相乗効果が期待でき、紫外線から肌を守って、うるおいをキープ。

ダメな食事は? 糖質のとりすぎとアルコール過多に注意せよ!

アルコールの飲みすぎは、肌に必要なビタミンB群を大量に消費してしまう。また、スイーツをはじめ炭水化物などの糖質は肌をさびさせる糖化の原因。糖質に偏った食事をしないように注意しよう。

VOCE

撮影/恩田亮一 イラスト/本田佳世 取材・文・構成/山本美和

Edited by 中田 優子

公開日:

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