◆教えてくれるのは……
トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん
肌のお手入れ方法のみならず、冷えや睡眠対策、美容食などキレイを引き寄せる方法を熟知。多くの女性誌や講演等で活躍している。
花王 スキンケア研究所 主任研究員 福井崇さん
熱心な研究から最先端の技術を生み出すアルチザン。現在、日やけ止めの開発に全力で取り組み、今季話題の新作にも大きく貢献する。
Q. 顔用と全身用は何が違うの?
A. 化粧下地効果、皮脂崩れ防止など、顔用はより高機能なものが多数!
「顔と体で大きく異なるのが皮脂の量。花王では、顔用には、崩れの原因となる皮脂を抑制する機能や下地機能など、+αの機能を備えているものが多く、全身用は塗り広げやすいのが特徴です」(福井崇さん)
エピステーム ホワイトUVショット SPF50+/PA++++ 40g ¥6500/ロート製薬
「美白ケアまで叶う高機能UV」(水井真理子さん)2種のパールでツヤと立体感をオン。耐久性も十分。
Q. アウトドアシーンに最強スキンケアがあれば教えて!
A. 高機能系UV→レジャー系UVのダブル使い
「守るだけでは事足りないのが大人の肌。美肌力満点の日やけ止めを塗り、オタイムでダメージケアをしながらスポーツやリゾートシーンで活躍するタフなタイプでシールドを。これで炎天下でも美肌を守れる鉄壁に!」(水井真理子さん)
(右)スーパー UV カット インテンシブ デイクリーム SPF50+/PA++++ 50g ¥10000/アルビオン
ハリ&透明感を引き出す。近赤外線対応。
(左)スポーツ ビューティ サンプロテクト ミルク SPF50+/PA++++ 60ml ¥2400(編集部調べ)/コーセー
「耐久性と防御力が魅力」(水井真理子さん)汗や水、こすれのほか、肌の動きにも強い。
Q. 数値が高い日やけ止めは肌の負担になりそうなイメージがあります
A. 負担にならないよう設計されています。気になるなら紫外線散乱剤を選ぶ手も
「健康な肌なら、SPF30とSPF50のどちらでも肌負担への影響は少なく、差はありません。気になる人は、紫外線吸収剤ではなく、散乱剤を使ったものを選ぶとベター」(福井崇さん)「肌悩みがあるなら、それに対応した高数値のものがよいでしょう」(水井真理子さん)
エクストラ プロテクター 50 SPF50+/PA++++ 30g ¥6000/SUQQU
潤いでコートした最新の紫外線散乱剤をイン。リッチな使用感とUVカット力がウリ。
Q. 日やけに気をつけるべき「盲点」のパーツは?
A. シミ部分&唇!
「シミ部分は色素が濃く日やけしやすいので、美白コンシーラーがオススメ。唇は塩分が日やけを助長するため、食事後は注意が必要です。拭き取った後、日やけ止め効果のあるリップを塗る時には、ややオーバーリップぎみに塗ると輪郭まわりのシミ対策にも◎」(水井真理子さん)
トランシーノ 薬用 ホワイトニングUV コンシーラー〈医薬部外品〉 SPF50+/PA++++ 2.5g ¥2600(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア
美白ケアとカバー効果を両立。
ディエム クルール リッププライマー SPF18/PA++ 1.8g ¥3400/ポーラ
日やけを防ぎ、くすみ知らずの唇へ。“口紅映え”を叶えるヌーディピンク。
撮影/金栄珠(人物、静物)、当瀬真衣(人物) モデル/軍司由稀 取材・文/金子優子 構成/佐野桐子
Edited by 佐野 桐子
公開日:
この記事に登場したコスメ(1件)