WHO’S MIYOJI?
大手化粧品メーカーにて数多くの名品を手がけた、伝説の研究&開発員。現在はビューティサイエンティストとして活躍し、VOCEのオリジナルキャラ“みよじ刑事”では、“これって本当にスゴいの?”といった読者の疑問をクリアにすべく、科学的観点から研究員や開発担当者を“取り調べ”。普段、なかなか聞けない秘密を暴く!
「純白専科」は本当に美肌になれるのか?
みよじ刑事が目をつけたのは、“すっぴん”にこだわり、 保湿も美白もリーズナブルに叶えるとウワサの純白専科。その真相に迫る!
(右)純白専科 すっぴん白雪美容液 〈医薬部外品〉 35g ¥1500 (編集部調べ)/資生堂
白く雪のようなすっぴんに導くあれこれを全搭載!
みずみずしくなじむのに、しっかりコクもあるクリーム状の美白美容液。潤いを届けてメラニンのみならず、乾燥や肌荒れまでトータルでケア。
(左)純白専科 すっぴん朝雪美容液 〈医薬部外品〉 SPF50+/PA++++ 40g ¥1500(編集部調べ)/資生堂
本気の保湿&美白をベースに忙しい朝に必要なすべてがギュッ
朝用美容液には、強力なUVカット効果やCC効果も。素早くのびて、サラサラな透明肌に整え、つけている間中、保湿&美白効果を発揮。
資生堂 専科ケアグループブランドマネージャー
美素肌になりたいのにケアに時間をとれない女性たちのために奮闘。純白専科のリアルユーザーで、36歳に見えない“白雪”肌の持ち主。
【操作ポイント 01】
m-トラネキサム酸をしっかりIN!
「美白は乾くという感覚を変えたくて、別々のラインだった保湿と美白を一本化し、保湿をベースに美白機能を追加。トラネキサム酸にこだわったのは、肌荒れにも効果があり、忙しい女性たちのゆらぎやすい肌にぴったりだから。有効成分として表示できる十分量を入れてます」(岩村さん)
「プチプラなのに肌のゆらぎまで視野に入れていたとは!」(みよじ刑事)
【操作ポイント 02】
あれもこれも入れられるのは資生堂の高度な処方技術があってこそ
「保湿は当然なのでヒアルロン酸を2種入れたい、トラネキサム酸がきちんと働くように肌のコンディションも整えたい、朝はUVケアや下地効果まで欲しいetc.とリクエストし、開発者を相当困らせましたが、この価格帯を求めるお客様こそシビア。妥協できないという想いから天然由来の美容成分を資生堂独自の技術と組み合わせてすみずみまで浸透させる処方、雪のようにとろけるテクスチャーでUVカットや下地効果も、とすべてを叶えてくれました」(岩村さん)
「ベースとなる基材まで保湿成分で作る専科のDNAを踏襲し、効くことにこだわった処方は見事」(みよじ刑事)
【操作ポイント 03】
複数の美白ブランドの研究開発をシェア
「資生堂には数々の美白ブランドがあり、研究開発をしています。それをシェアできるのは大きいですね。また、純白専科で効果を実感し、キレイになることは楽しいと美容意識が高まることは、会社全体としても意味がある。資生堂の中でも手にとっていただきやすいブランドだからこそ、幅広く関心を持っていただけるようにお得なものを届けることが最大のミッションです」(岩村さん)
撮影/横山翔平、塩谷哲平(t.cube/人物)、恩田亮一(静物) イラスト/白ふくろう舎 取材・文/楢﨑裕美
Edited by 遠藤 友子
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