マスク時代の健やか戦略

マスクありきを逆手にとって!マスク生活を心地よく過ごすテク

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マスクありきを逆手にとって!マスク生活を心地よく過ごすテク

マスクの長時間着用による不快感や肌荒れに加えて、ネガティブな感情にもなりがち……。マスク生活をポジティブに健やかに過ごすテクとは?

みんなの「マスク生活」調査

マスク生活も早2年が過ぎ、常時つけていることが当たり前となった今、みんなの日常やメンタル、美容行動に変化はあったのでしょうか。昨年10月、今年1月と2回にわたって、計138人のVOCE読者にマスクに関する本音を聞かせてもらいました。

Q1.マスク生活は、むしろ好都合だと感じていますか?

YES:61.5%/NO:38.5%

Q2.Q1でYESの方は、その理由を教えてください(自由回答)

「肌荒れを見られなくてすむ」
「化粧をしっかりしなくても外出できる」
「顔の下半分がコンプレックスだから」
「アイメイクさえしておけば、ほかが適当でもバレない」
「アレルギーが悪化しにくくなった」

Q3.マスクによって、仕事やプライベートでのコミュニケーションは変わりましたか?(自由回答)

「笑わなくなった」
「表情が読みにくいので頷きを大げさにしたり、目や眉で表情を作ったり、気を使っている」
「コンプレックスが隠れていることで、自信が持てるようになった」
「苦手な人と話すとき、マスクで遮断されているぶん、楽な気持ちになれた」

Q4.マスクを取って人と会うのは恥ずかしいと感じますか?

YES:43.1%/NO:56.9%

Q5.マスク生活でスキンケアにより力を入れるようになりましたか?

YES:69.2%/NO:30.8%

Q6.マスク生活で、美容行動はどうなりましたか?(複数回答)

ファンデーションをしっかり塗らなくなった:44.6%/ベースメイクは日焼け止めや下地だけで済ませることが多くなった:58.5%/ベースメイクは以前と変わらず、しっかり塗っている:21.5%/濃いリップを塗らなくなった:43.1%/むしろ濃いリップを塗るようになった:16.9%/ティントリップを塗るようになった:35.4%/アイメイクに力を入れるようになった:44.6%/チークを塗らなくなった:40%/目元まわりにハイライトを入れるようになった:27.7%

Q7.マスクで肌は荒れましたか?

YES:66.2%/NO:33.8%

Q8.マスク生活中に、美容医療を受けた、または受けようと思ったことはありますか?

YES:30.8%/NO:69.2%

マスク生活に順応しながら美容行動も“変容”中

人間は順応する生き物だから、「マスクありき」の生活が続けば、それにうまく順応し、いつのまにか6割以上の人が「マスクが好都合」と感じるまでに。目元でのコミュニケーションがメインとなれば、アイメイク以外のメイクが軽くなるのも自然な流れ。一方、美容好きのVOCE読者は、ベースメイクを以前と変わらずしっかり塗っている人や、むしろ濃いリップを塗るようになった、などマスク生活だからこそメイクを楽しもうという人たちも。スキンケアは7割近くが以前より力を入れるようになり、肌と向き合う時間がかなり増えている様子。これからも続くマスク生活。美容を味方に、しなやかに、したたかに、乗り切ってほしい。

森絵梨佳さん

【マスク時代の健やか戦略・目次】

「マスクを外すのが怖いならその理由を突き詰めて、自分を進化させる時!」

齋藤薫さん

ビューティジャーナリスト

齋藤薫さん

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澤口俊之さん

脳科学者

澤口俊之さん

人間性脳科学研究所所長。武蔵野学院大学・大学院教授。研究に邁進する傍ら、「ほんまでっか!?TV」(フジテレビ系)等TVにも多数出演。近著に「老いは脳科学的に素晴らしい」(幻冬舎)。

「自分のどんな感情も受け入れる。それが健やかでいる第一歩」

名越康文先生

精神科医

名越康文先生

臨床に携わる一方で、日本テレビの「シューイチ」など、TV番組のコメンテーターとしても活躍。また、完全会員制動画チャンネル「名越康文TV シークレットトーク」も人気。

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編集長からVOCE読者の皆さんにメッセージ

遠藤友子

VOCE 編集長

遠藤友子

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撮影/菊地泰久(vale./人物) ヘアメイク/吉崎沙世子(io) スタイリング/木下夏実(DRAGON FRUIT) モデル/森絵梨佳 取材・文・構成/鬼木朋子

Edited by 鬼木 朋子

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