みんなの「マスク生活」調査
マスク生活も早2年が過ぎ、常時つけていることが当たり前となった今、みんなの日常やメンタル、美容行動に変化はあったのでしょうか。昨年10月、今年1月と2回にわたって、計138人のVOCE読者にマスクに関する本音を聞かせてもらいました。
Q1.マスク生活は、むしろ好都合だと感じていますか?
Q2.Q1でYESの方は、その理由を教えてください(自由回答)
「肌荒れを見られなくてすむ」
「化粧をしっかりしなくても外出できる」
「顔の下半分がコンプレックスだから」
「アイメイクさえしておけば、ほかが適当でもバレない」
「アレルギーが悪化しにくくなった」
Q3.マスクによって、仕事やプライベートでのコミュニケーションは変わりましたか?(自由回答)
「笑わなくなった」
「表情が読みにくいので頷きを大げさにしたり、目や眉で表情を作ったり、気を使っている」
「コンプレックスが隠れていることで、自信が持てるようになった」
「苦手な人と話すとき、マスクで遮断されているぶん、楽な気持ちになれた」
Q4.マスクを取って人と会うのは恥ずかしいと感じますか?
Q5.マスク生活でスキンケアにより力を入れるようになりましたか?
Q6.マスク生活で、美容行動はどうなりましたか?(複数回答)
Q7.マスクで肌は荒れましたか?
Q8.マスク生活中に、美容医療を受けた、または受けようと思ったことはありますか?
マスク生活に順応しながら美容行動も“変容”中
人間は順応する生き物だから、「マスクありき」の生活が続けば、それにうまく順応し、いつのまにか6割以上の人が「マスクが好都合」と感じるまでに。目元でのコミュニケーションがメインとなれば、アイメイク以外のメイクが軽くなるのも自然な流れ。一方、美容好きのVOCE読者は、ベースメイクを以前と変わらずしっかり塗っている人や、むしろ濃いリップを塗るようになった、などマスク生活だからこそメイクを楽しもうという人たちも。スキンケアは7割近くが以前より力を入れるようになり、肌と向き合う時間がかなり増えている様子。これからも続くマスク生活。美容を味方に、しなやかに、したたかに、乗り切ってほしい。
【マスク時代の健やか戦略・目次】
「マスクを外すのが怖いならその理由を突き詰めて、自分を進化させる時!」
ビューティジャーナリスト
齋藤薫さん
こちらの記事をチェック▼
無表情だと老ける!?マスクの下でも豊かな表情づくりを!
「マスク生活を逆手にコミュニケーション能力を鍛えよう」
脳科学者
澤口俊之さん
人間性脳科学研究所所長。武蔵野学院大学・大学院教授。研究に邁進する傍ら、「ほんまでっか!?TV」(フジテレビ系)等TVにも多数出演。近著に「老いは脳科学的に素晴らしい」(幻冬舎)。
「自分のどんな感情も受け入れる。それが健やかでいる第一歩」
精神科医
名越康文先生
臨床に携わる一方で、日本テレビの「シューイチ」など、TV番組のコメンテーターとしても活躍。また、完全会員制動画チャンネル「名越康文TV シークレットトーク」も人気。
こちらの記事をチェック▼
脳科学者&精神科医が伝授!マスク生活のコミュニケション術
編集長からVOCE読者の皆さんにメッセージ
VOCE 編集長
遠藤友子
こちらの記事をチェック▼
マスク生活のコツは、自分が心地いい「顔の落しどころ」を見つけること!
撮影/菊地泰久(vale./人物) ヘアメイク/吉崎沙世子(io) スタイリング/木下夏実(DRAGON FRUIT) モデル/森絵梨佳 取材・文・構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
公開日:
この記事に登場したプロ