◆教えてくれるのは……
ビューティジャーナリスト 齋藤薫さん
心に響く言葉で、いつでも私たちに”真のキレイ”を示してくれる齋藤薫さん。心の有り様から、日々のメイクに取り入れたいテクニックまで、新鮮な美を手に入れるコツを教えてくれた。
大人のビューティには賢いテクニックも必要
「何より大切なのは“美人も3日で飽きられる”。いかなる美しさも見飽きられたら意味がない。これを肝に銘じれば自然と毎日自分を変えなきゃと思うはず。だから毎日会ってる人をも、どこか1ヵ所ハッとさせる。更新美人の日課である」
「額縁を変えれば、絵も変わる。メイクを多少変えても、顔印象がさほど変わらないのが、良くも悪くも今のヌーディメイクなら、額縁である髪型を毎日でも変えるのが、“毎日更新美人”のコツ。分け目を左から右に持ってくるだけで、人間の顔は変わって見える。前髪、巻き、まとめ方……1人100の額縁を持ってるのだと心得て」
チークで肌印象、アイブロウで顔立ちを変える!
「なぜ毎日同じなの? なぜもっと自由気ままに変えないの? チークと眉。どちらも“自分の顔”になりきるアイテム。色を変えたり形を変えたり、強く入れたり入れなかったり、それだけで顔はがらりと変わる。チークで肌印象が変わり、眉で顔立ちが変わる。自然なのに面白いくらい変わるのだ!」
ふんわりとした質感のパウダーと内側から上気したようなツヤをたたえたクリーム。チークは色そのものだけでなく質感を変えることでも、雰囲気をガラリと変えることができる。眉はキリッと描きたいときには、フォルムを際立たせるペンシルが、女らしさを演出するアーチ眉にしたいなら、色みと質感の調整が自在のパレットがお役立ち。
A. ブレンド ブラッシュ ブロッサム 04 ¥4500/ジルスチュアート ビューティ
B. パウダリー アイブロウライナー 05 ¥4000/Amplitude
C. ナチュラグラッセ リップ&チークUV 03 ¥3200(4/23限定発売)/ネイチャーズウェイ
D. がごめ昆布アイブロウパレット 9A01 ¥4400/shiro
撮影/峠雄三 ヘアメイク/George スタイリング/川﨑加織 モデル/内田理央 取材・文/中川知春 構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
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