ヘア&メイクアップアーティスト
木部明美さん
独自発想の色使いに加え、肌にもオシャレ感を宿すトレンドメイクの匠。ビューティ専門誌のほか、ファッション誌や広告など、幅広く活躍。
お悩みは……目元も口元も強すぎてバランスがちぐはぐになりがち
「メイクのバランスを取るのはチーク。甘くも、大人にもできる」
日本人のどんな肌色にも溶け込むコーラル。パウダーでもクリームでもない新しい感触がユニーク。カムフィー スティックブラッシュ 05 ¥3500/セルヴォーク
「同じメイクでもチークの位置が上か下かで印象は真逆に。ここ数年、甘さを出すならチークは高めの位置がブームだったけれど、今は低めの位置もありだなって。愛らしくも品があって幼くならないからアラサー向き」
低めチークで甘い顔
チークは小鼻の脇から頰骨の下に沿わせるようにスーと色をのせる。指の腹で優しく叩き込み、なじませれば完成。
シャープチークで大人顔
黒目の真下を始点に、頰骨に沿って色をのせる。肌に溶け込むように指でトントン。濃いと古い印象になるので注意。
お悩みは……ナチュラルなメイクが苦手……
「ツヤは七難隠す秘密兵器! 発光ハイライトを味方につけて」
「透明感が驚くほど出る」美肌特有のツヤ感が出る。ひと塗りでデューイ肌に。ボーム エサンシエル スカルプティング ¥5500/シャネル
「ハイライトはノーカラーのツヤを添加するタイプがキブン。目頭の下から頰骨の中央に発光ハイライトを入れれば、それが顔を照らすレフ板代わりになり、くすみ&クマをカモフラできる!」
撮影/東京祐(人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/木部明美(PEACE MONKY) スタイリング/程野祐子 モデル/メドウズ舞良(VOCE 専属)、NANAMI 取材・文/金子優子 構成/河津美咲
Edited by 河津 美咲
公開日:
この記事に登場したコスメ(2件)