今、肌のトレンドは、とにかく全国、白肌になりたい現象
バラエティショップや化粧品売り場からも、白肌メイクブームを感じさせるコスメがヒット中との情報が続々! くすみを飛ばしたり、透明感を上げるアイテムに注目が集まっています。
◆美白コスメが大ヒット
UV エクスペール トーン アップ ローズ SPF50+/PA++++ 30ml ¥5800/ランコム
発光オーラを纏える“ローズ”が熱い!
「ローズカラーの新作UVケア下地が大ヒット中。これを首まで塗ってから写真を撮ると、顔が白浮きしないうえ、数人で撮影しても自分にだけ光のオーラがかかったようにふわっと明るく見える、アプリで修整するより自然、など喜びの声が。写真との相性も良好です!」(ランコム PR/メディア統括部長 菊池由美子さん)
フーミー コントロールカラーベース ブルー 15g ¥1800/Clue
コントロールカラーがメガヒット! 青の光でくすみを一掃。
「ファンデの色を選ぶ際、ワントーン上げたいというお客様が急増。それにともなって、以前に比べ、下地にこだわる方が増えている印象で、コントロールカラーの人気が高まっています。口コミの影響でフーミーのコントロールカラーベースを多くのお客様が指名買いされています」(PLAZA PR担当 久木田佳衣さん)
ヴィセ リシェ コンシーリング ベース SPF25/PA+++ 全1色 25g ¥1500/コーセー(編集部調べ)
色ムラやくすみを隠す高カバー下地が大人気!!
「クマやニキビ跡などの赤みまで、カバーできるコンシーラー要らずの下地が2年前の発売以来売れ続けています。お客様の中には、予めこれで色ムラを整え、肌色を均一にしておくと、自分の肌より明るいファンデを塗っても色が濁らない、とのお声も頂戴しています」(コーセーPR 津野香織さん)
ラ プードル オートニュアンス リクスィーズ Ⅰ ¥15000/エレガンス コスメティックス
一番明るい色のフェイスパウダーが激売れ!
「1991年の発売以来、ロングヒットを続けるラ プードル オートニュアンス リクスィーズの中でも発売当初から売れ筋のIの人気がさらにヒートアップ! 全6種類の中で一番澄んだ透明感をつくり、肌トーンが上がるので、上品な肌づくりが好きな方からご指名が多いようです」(エレガンス コスメティックス PR/ADマネージャー 奥野由紀子さん)
◆ファンデの売れ筋の色が明るめに移行している!?
「黄みのある日本人の肌を考慮してつくったオークル系の標準色が、以前は圧倒的な売れ筋。もちろん、現在も売れているけれど、ここ数年でピンク系やベージュ系のトーンや、標準色より明るい色の人気も高まっているとの情報を複数のメーカーさんからキャッチ!」(美容ライター小池菜奈子さん)
人気ヘアメイクが考える ALL ABOUT アラサーの美白肌
paku☆chanさんとGeorgeさんがトーク!
オトナが目指すべき白肌とは? 抑えておきたいポイントをチェック。
ヘルシーさを損なわない自然なトーンアップが必要
paku☆chan:「今の白肌ブームど真ん中の10~20代って、オークル系というより、元から色白でベージュ系の肌色の子も増えてますよね?」
George:「そうそう。日焼け止めや美白スキンケアの意識が幼い頃からきちんと根付いていて、もともと素肌から白い! それと、SNS慣れしている世代ということもあって、写真映りの優先度も高いみたい。“カメラのフィルター越しなら、自然なメイクなのに、実際の顔は白浮きしてて”なんて、相談されたことも」
paku☆chan:「分かる! 写真写りも大事だけど、一度、ノンフィルターで自分を見つめ直すことも大切。アラサーが白肌を取り入れるなら、流行りのマットな陶器肌や、血色感がない“病み肌”は、写真を撮る瞬間はOKだけど、日常生活を送るには老けて見える危険が。肌の乾燥やくすみも気になるアラサーには内側からの潤いを感じさせるツヤがマストだと思うんです」
George:「確かに~。マットな陶器肌は、隙がなさすぎて近寄りがたい雰囲気にも見えるし、厚塗り印象にも。親しみやすさや、触れたくなるような肌感もほしいから、ほどよいツヤがあって、生まれつき白いと錯覚させる肌を目指したいですよね」
paku☆chan:「大人の白肌メイクはいかに自然にトーンアップさせるかが成功の鍵ですね!」
オトナが目指すべき白肌とは?
◆失敗例
☑ 「調子悪いの?」と聞かれる薄幸感
☑ のっぺりしていてメリハリゼロ
☑ 写真を撮ると顔の白浮きにびっくり
◆これが正解!
☑ 顔以外の肌色となじむ
☑ 立体感のあるツヤ
☑ ほどよい血色感で“脱・病み肌”
☑ カバーはしつつ厚塗り感はシャットアウト!
まるでもともと色白のように装う、白雪系白肌
くすみやクマ、赤みなどの色ムラなんて元から存在しないようなピュアな白さに、ポワンッとした血色感と潤んだようなツヤをプラスしたのが、目指したいアラサーの白肌。肌トーンは上げつつ、厚塗り感や白浮きを回避するにはひと工夫を重ねて、素肌感をつくり込むテクが必要!
撮影/向山裕信(vale./人物)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/George スタイリング/川﨑加織 モデル/上西星来 取材・文/小池菜奈子 構成/大木光
Edited by 大木 光
公開日:
この記事に登場したコスメ(2件)