肩こり、腰痛、坐骨神経痛の痛みを改善&予防。銅冶(どうや)先生考案「痛みナビ体操」
全国から腰、首の痛みを改善するために患者さんが訪れる、痛み取りの名医・銅冶先生考案の「痛みナビ体操」。仕事の合間や、気づいたときにこまめに行って、痛みを改善&予防しよう。
座り姿勢をよい状態に。腰反らしゆらし
猫背は腰に負担がかかっている状態。小さな動きで腰を反ったり伸ばしたりして、腰のゆるやかなカーブを取り戻して負担を軽減!
【1】ゆっくりと背すじを伸ばす
イスに座り、脚を閉じて両手は太ももの上へ。目線を前にしたまま、腰に痛みを感じないところまで、ゆっくりと背すじを伸ばす。
【2】ゆっくりと腰を反らしてキープ
胸を斜め上45度くらいに突き上げるようにしながら、腰を反らして2~3秒キープ。ゆっくりと【1】の姿勢に戻る。【1】~【2】を10回。
腰やお尻がだるくなったら、壁ドン腰反らし
座り姿勢で腰に違和感を覚えたら、立ち上がって壁に両手をつきながら腰を反らせよう。腰椎の椎間板のずれを正して痛みを改善!
【1】足を肩幅に開き、両手を壁につく
足を肩幅に開いて立ち、ひじを伸ばして両手を壁につく。目線はまっすぐ前に、あごを引いてスタンバイ。
【2】お腹を前に突き出して腰を反らす
ひじを伸ばしたまま、お腹を前に突き出すようにしながら、腰を反らしてキープ。ゆっくりと【1】の姿勢に戻る。【1】~【2】を10回。
肩こり・首こりを感じたら、首引き肩押さえ
肩こりも首こりも原因は頸椎のゆがみ。首を引く体操で、正常な首のカーブを取り戻して、ツラい首こりや肩こりをラクに!
【1】イスに座り右手で左肩を押さえる
イスに座り、背すじを伸ばして、顔を正面に向ける。右手を左肩の上にのせて押さえる。
【2】手で肩を手前に引き、首は後ろへ
押さえた手で肩を手前に引きながら、首を限界まで後ろに引いて2~3秒キープ。ゆっくりと元に戻る。【1】〜【2】を10回。反対側も同様に。
撮影/恩田亮一 モデル/猪瀬百合 取材・文・構成/山本美和
Edited by 佐藤 水梨
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