【教えてくれるのは】
長井かおりさん
ヘア&メイクアップアーティスト。本誌連載「美速トレーニング」でも、すぐに真似できて可愛くなれる実用的なテクを発表中。リアルな女子の悩みを解決するメイクレッスンも人気。
約3万人の眉毛を見てきたという、長井かおりさん。その眉持論5か条を踏まえて、ダメ眉ごとに徹底アドバイスします!
ザンネン眉さん その1
橋本まほさん
「『柔らかいイメージに見せたい』という橋本さん。毛量があり、形も整っているから、埋めすぎると印象が強くなってしまいます。隙間を生かして、軽く見せる方法でチェンジ」
【×】隙間のヌケがない
・自然な隙間がない!
・毛流れが見えない
隙間見せで毛並みを際立たせる
毛が生えていない部分だけ、点を描くようにアイブロウリキッドで埋める。少し色が薄いと思うくらいでOK。眉尻がプツッと終わっている印象なので、眉尻をアイブロウリキッドで自然に描き足す。仕上げに毛流れに添って透明のアイブロウマスカラを。透明マスカラをのせることで、毛に束感が出るので、眉の隙間がほどよく見えてくる。
◆完成!
「強すぎずやさしい印象が嬉しい。埋めすぎに注意します」(橋本まほさん)
◆つかったのはこのアイテム!
【右】ボリューム アイブロウマスカラ 04 ¥3000/SUQQU
粘度が高く、眉毛1本1本をキャッチし、毛流れをキープ。ツヤのある仕上がり。
【左】アイブロウ リクイッド WN51 ¥3000/エレガンス コスメティックス
ボルドー寄りのカラーが柔らかさも。シアーに発色。
ザンネン眉さん その2
池内りこさん
「『眉の主張を弱めたい』のに、使っていたアッシュ系のマスカラが逆に毛を際立たせていました。毛量がしっかりある場合には、パウダーで皮膚を色づけたほうがソフトに」
【×】色を楽しむアイテム間違い!
・マスカラで毛が悪目立ち
・老けて見える色が×
色白さんに似合うピンクでイキイキ
アッシュ系のカラーで大人っぽくなりすぎていたので、色はピンク系に。一番下のブラウンで、6割仕上げるイメージで全体をざっくりなぞる。まだらな部分に一番上のブラウンで細く毛を描くようにのせていき、隙間を埋める。中央の2色を混ぜ、ピンクでふわっと色づける。
◆完成!
「眉に悩みすぎて、やりすぎていたと気づけてよかったです」(池内りこさん)
◆つかったのはこのアイテム!
ヴィセ リシェ カラーリング アイブロウパウダー BR-4 ¥1200(編集部調べ・2/16発売)/コーセー
自然なブラウン眉も、オシャレなピンクニュアンス眉もこれひとつで楽しめる。
ザンネン眉さん その3
小林美香子さん
「しっかり眉で『とにかく薄めたい』のが希望。カラーマスカラで軽くしようとすると塗りすぎて逆に目立つので最小限の使用に留めるため、地肌をアイカラーで染める作戦に」
【×】マスカラだけだと毛が悪目立ち
毛の存在感が強い!
カラー攻めで印象を軽くする
スクリューブラシで毛流れを整える。ツヤを出すと主張が増すので、マットな質感のアイカラーパウダーをブラシでトントンと眉の下の皮膚を染めるように置いていく。さらに、スクリューでパウダーを肌に押しつけ、密着させる。ブロンズ系のアイブロウマスカラで明るくしてヌケを出す。
◆完成!
「明るい色のパウダーを使うテク、やってみます!!」(小林美香子さん)
◆つかったのはこのアイテム!
【右】ミネラルアイブローマスカラ 01 ¥3500/MiMC
ブロンドなのに浮かず、ナチュラル。色ムラにもなりにくい。
【左】オンリーミネラル ミネラルピグメント NO5 ¥1800/ヤーマン
ミネラル100%。マットなモーブピンクは目元のほかチークやリップにも。
撮影/向山裕信(vale./人物)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/長井かおり、石沢結希 スタイリング/川﨑加織 取材・文/小池菜奈子 構成/大木光
Edited by 大木 光
公開日:
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