先輩たちのやっときゃよかったNo.1パーツケア
今年の抱負は「継続アイケア」!
教えてくれたのは…
トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん
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優しい語り口と簡単に美肌になれるテクでおなじみ。その人に寄り添ったスキンケアアドバイスも大人気。
ビューティエディター
入江信子さん
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「VOCE」などの雑誌を中心に、美容記事を企画、執筆。取材を通じて、多くのスキンケア理論に触れる。
資生堂 グローバルイノベーションセンター
原英二郎さん
入社以来30年以上、皮膚科学研究や化粧品開発に従事。抗老化や美肌研究に精通したスペシャリスト。
ロート製薬 学術情報グループ チームリーダー
八巻佳奈さん
肌ラボや敏感肌化粧品の開発に携わり、人気商品を生み出す。’20年より商品の学術情報の発信に取り組む。
▼そもそも、なんでやらなきゃいけないの?
アイケアが必要な理由は「他のパーツに比べて老けやすいから」だった!
頬や額の肌と比べて、薄く、動きも激しい、特別なパーツ、目元。よって目まわりの肌にはエイジングが現れるのが早い。「だからこそお手入れはいつもの全顔用クリームだけでは不十分。目元の肌のことを考えた専用のアイケアをプラスするべき!」(水井さん)
\目元ならではの特徴を知る!/
- 角層が薄くバリア機能が低い
- 血管が密&血液量が多い
- メラニン量、ヘモグロビン量が多い
- 皮脂腺、汗腺が少ない
- 皮膚が薄く、弾力性が低い
- 真皮線維の密度が低い
- マスク生活で刺激を受けやすい
「目元の皮膚の厚さは頬の1/2〜1/3。バリア機能が低く、乾燥しやすいうえ、真皮のコラーゲンやエラスチンの密度が低く、弾力性も低い傾向に。毛細血管が密で血流量が多いのでうっ血も起こりやすいのです」(原さん)
目元は他のパーツよりも表情筋や皮膚が複雑
「目のまわりは、皮膚の内側に筋肉、その内側に脂肪という構造で成り立っています」(原さん)。乾燥や筋肉の動きの影響でシワが、血行不良や色素沈着でクマが、加齢による構造変化でたるみがと、多種多様なトラブルが目立つ部位だ。
【上まぶた】たるみ・落ちくぼみ
エイジングで真皮の組織が衰えて弾力が低下。筋力も下がり、たるみや落ちくぼみが発生する。
【目尻】シワ
まばたきなどの運動を繰り返すうちに、折り畳まれてクセづけられ、深いシワに。
【目の下】シワ・クマ
乾燥ジワは20代から。血行不良や色素沈着によってクマも出現。
アイケアをやる・やらないでこんなに差がつく!
悩みが出ていないから「モチベーションが上がらない」という人も多いけど、「やればもちろん将来、差がつきます」(原さん)。「年齢を重ねると、肌のダメージ回復力はダウン。若いうちからいい状態をキープしたい」(八巻さん)
資料提供:資生堂
レチノール配合アイテムでのケアを9週間続けたら、シワが浅くなり、チリチリ感も減少。やはりアイケアで差がつくとわかる。
スマホ・PC・ストレス・不規則な生活etc. VOCE世代は親世代よりも目元老けリスク【高】
「今の若い世代はスマホやPCで目を酷使しているし、エアコンによる乾燥やマスクのこすれの影響もあって、目元の老化が加速しがち。アイケアはスペシャルケアでなく、デイリーケアのパーツ版ととらえましょう」(水井さん)
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アイケアの疑問を徹底解説!
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