石井美保さん監修
\お手入れのアドバイスつき未来の肌悩み診断!/
スキンケアを超えるほどの突出した効果があればこそ
美容家
石井美保さん
30代前半で“肌落ち”を感じたとき、頼ったのは12万円の高級クリームでした。使ってみれば確かに、メイクのノリは違うし肌印象も変わるし気持ちだってアガる。1年かけて大事に使えば月1万円。それなら高いけれどその価値はある、出せない金額じゃない、と納得して使い始めたのが、高額コスメとの出合いでした。
美容の知識が増え、もう少し頻繁に使える価格帯のエイジングケアクリームを探すようになって、値段と効果のバランスを考えて選んだのがスックのクリーム。むくみやすく疲れが肉質に影響する私の肌を、引き締めて引き上げて、そのまま夜まで落とさない、まるでコルセットのような使用感。メイクとのなじみがよく保湿力も高いから、撮影の朝は絶対に欠かせません。もう15個は余裕でリピート買いしてるかな。フェイスラインをグッとシャープに見せる効果でいうと、これに勝るものはないですね。
クレ・ド・ポーのセラムは肌の密度をぎゅっと高めてハリを出す効果がとにかくすごくて。1ヵ月半ほど切らしたとき肌がクタクタになって、こんなに差が出てしまうのかと驚きました。でも使い始めるとまたハリが戻ってきたので、何度でもお肌を立て直せるんだと思えました。私のサロンのお客様にも愛用者が多いのですが、ハリ数値を測定して弾力が落ちてしまったときに理由を聞くと「今、セラムを切らしている」と。こんなにわかりやすく結果が出てしまうと、もうやめられません。
私は月に一度レーザー施術を受けているのですが、高額コスメにはそれと同じぐらいの、美容医療レベルの効果を求めます。気持ちよさだけを求めるのなら、高額でなくてもたくさんあると思うんです。どんなに肌感度が低下していてもどれだけ肌機能が落ちていても、必ず手応えを返してくれる感動があればこその高額コスメ。
世の中にこんなに化粧品がある中で、それだけを追い求めてコスメカウンターに買いに行くんですから、憑りつかれているといっても過言じゃない。依存しているし頼り切っているしすがっている。そうまでしても手に入れたいと思えるほど魅力あるのが、魔性の高額コスメだと思っています。
石井美保さん監修
\お手入れのアドバイスつき未来の肌悩み診断!/
撮影/小池紀行 取材・文/穴沢玲子
Edited by 並原 綾
公開日:
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