◆答えてくれるのは……
ヘアメイクアップアーティスト 河北裕介さん
圧倒的なセンスと理論で女優やモデルから熱烈な支持を得る。最新著書『読む河北メイク』(講談社)が発売中。
Q. 5歳年上の彼に子どもっぽく見られるのが嫌!(こなつ・20歳・会社員)
A. 深い色のリップなら即、オトナ顔
「印象のカギを握るのは唇。バーガンディなど、こっくりと深い色のリップを塗ってみて。彼が驚くくらい、オトナの魅力が纏えるはずだよ」
コフレドール スキンシンクロルージュ EX-01 ¥2700(編集部調べ・3/16発売・限定品)/カネボウ化粧品
Q. 河北さんにとって家族とはどんな存在ですか?(ゆりりん・26歳・パート)
A. とてつもなく、大事なもの
「僕の人生で一番大事なのは家族。妻、息子たち。彼らがいてくれるからこそ、どんなことでも頑張れるし耐えられる。いつだって生きる力をくれる、かけがえのない存在」
Q. 失敗や周りの視線が気になって、冒険できません。(ぽりん・23歳・大学生)
A. 失敗を恐れず、トライし続けよう
「冷たいことを言うようだけど、失敗せずに成功するなんて不可能だよ。失敗することで、人は学んで成長するんだ。僕も失敗しまくったからこそ、今がある。人に何を言われてもいい。とにかく諦めずにトライし続けることが大事なんだ」
Q. 高嶺の花になりたいんです。(しゃむ・20歳・大学生)
A. 見た目より中身が大事!
「高嶺の花ってさ、単に見た目がいいだけじゃなれないの。その場の空気をきちんと読んで、さりげなく気配りができる。そういう女性を前にしたとき、男は『この人のことは粗末にできないな』って思うもの。それこそが高嶺の花というものだよ」
Q. 25歳からメイクアップアーティストの道を目指すのは可能ですか?(めい・25歳・派遣)
A. もちろん。でも決して楽な道ではないよ
「不可能ではないし、応援もしたい。だけど、かなりイバラの道だと覚悟して。プロのメイクアップアーティストっていうのは『この人になら任せられる』っていう信頼を得て初めて仕事がもらえるわけだから、それこそ死に物狂いの努力が必要なんだ」
Q. ひどい乾燥と皮脂、ダブルで悩んでます。(えんちゅん・27歳・会社員)
A. VCミストを使ってみよう
「スキンケアって重ねればいいってもんじゃないんだよね。時には勇気を出して、引き算することも大事。一本で保湿もオイルコントロールもできるVCミストを使ってみて」
(右)&be クリアクレンズウォーター 160ml ¥1500/Clue
(中)&be バリアオイル 60ml ¥2400/Clue
(左)&be ハイコンセントレイト VC ミスト 60ml ¥1800/Clue
揺らぎ肌に安心なシリーズ。洗顔、ミスト、乾いた部分にオイル。このシンプルさこそ、美肌への近道。
Q. 奥二重なので目が小さく見えるし、シャドウの色がキレイに出ません。(うみ・19歳・学生)
A. 目を開けた時に見える場所にシャドウをのせてみて
「大事なのは、目を開けた時にどう見えるか。だって、見えないところを一生懸命塗っても無駄じゃない? シャドウは隠れちゃう部分は無視して、開けた状態で見える部分にグラデをつくろう。その分析力や臨機応変さが、メイクの上達には大事だよ」
Q. マットリップのつけこなし方がわかりません。(たぬきち・30歳・主婦)
A. 肌をツヤ肌にするとバランスがいい
「マットリップを違和感なく取り入れたいなら肌にはツヤを。軽さが出せるよ。マット肌×マットリップは、ハマればモードでカッコイイけど老けて見えたり、重くなったりとハードルが高いから」
撮影/伊藤泰寛 取材・文/中川知春
Edited by 藤平 奈那子
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