ベストコスメ受賞作を筆頭に新たなコスメ史を切り拓いた逸品が出揃った2018年。日本の美容界を代表するプロが“本当にスゴかった”と感心したトピックを解説。
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◆美のプロが斬る！
オシャレもモテも諦めないドラマティックルージュ
「マット質感やダークな色合いのリップは、確かにオシャレだけどモードすぎて、キレイやモテを遠ざけてしまう恐れがありました。だけど今年は塗るだけで手に入る洒落感はそのままに、きちんと欲しいキレイを表現できる質感や発色のリップが多数デビュー。ランコムやシャネルのマットリップやポーラのダークリップはその代表格だと思います。一番新しいと感じたのは、いい意味で唇が“浮く”ことでドラマティックになれること。唇は女性を象徴するパーツ。この部分が浮き立つと女っぽさが増します。それを楽しめる自由と強さを、女性たちが手に入れたのも大きなポイントですね」
女らしさを引き出すマット
ラプソリュ ルージュ DM274 ￥4000／ランコム
2018年注目のくすみ色とマット質感で、媚びない大人の可愛さと品を両立できるリップ。クリーミーでなめらかな使用感も魅力。
存在感に深みと色気をオン
B.A カラーズ リップスティック BR ￥6000／ポーラ
マット初心者でもトライしやすいセミマット質感。強さもあるけど、ぬくっとした女らしさをも表現できる秀逸なレッドブラウン。
質感と色で大人のピュア唇に
ルージュ アリュール リクィッド パウダー 960 ￥4200／シャネル
ほわんと色づいて、パウダリー。女っぽい色ながらピュアな雰囲気を持つ発色＆質感が感動を呼んだ新感覚のルージュ。
【べスコス選考方法】
メイク、スキンケアのカテゴリーにおいて、2018年を代表する各５部門を編集部にて選出。2018年１～12月に発売された、限定品を除くコスメを対象に、ジャーナリスト、スペシャリスト、エディター、ライター、VOCE編集部員は全10部門、ヘア＆メイクアップアーティストはメイク編５部門を審査。一品につき10点満点で投票を行い、各部門の年間トップ３を決定しました。
撮影／ヤノコージ（STIJL）、伊藤泰寛 取材・文／楢﨑裕美、中川知春、小池菜奈子 構成／鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
公開日：
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