糖質さえ控えれば、食べていいものはいっぱい! ダイエットのためには太りにくい食材をおやつや食事に積極的に取り入れよう。口さみしさもなく満足感を得られながら、やせるサポートをしてくれる味方食をチェック。
実は【白ワイン】はやせる!
甘口には注意! 辛口を選んで
お酒は種類を選べば我慢する必要はない。糖質が多い甘いカクテルやビールは避け、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒や辛口ワインなどの太りにくいお酒を。ドイツでは、白ワインにやせる効果があるという研究報告がされている。
甘い物を食べたいときは75%以上の【高カカオチョコレート】を!
世界1、2位の長寿の二人はよくチョコレートを食べていたというほど、その健康効果は立証済み。カカオの含有量が低いと糖質量が増え、おデブのもとに。75%以上の高カカオチョコレートを選ぼう。
バナナや柿など甘いフルーツは危険! でも【ブルーベリー】は積極的に
数あるフルーツの中で最もおすすめ!
甘いフルーツは糖質を多く含んでいるので注意。ただしポリフェノールの一種・アントシアニンが豊富なブルーベリーは、老化を促進するAGEという物質を減らす効果があるのでおすすめ。
【エキストラバージンオリーブオイル】をとろう
調味料として積極的に使おう
ダイエットでは敬遠されがちな油だが、パンやパスタなどの糖質に加えると、血糖値の上昇を抑えられる。ただし、品質を重視すること。手軽にとれて質も高い、エキストラバージンオリーブオイルがおすすめ。
【肉、魚、大豆製品、卵】メインのおかずをガッツリ食べる
高カロリーでも糖質の少ない、肉、魚、大豆製品、卵などのたんぱく質料理は積極的に。たんぱく質をしっかり食べると腹持ちがよく、間食も減る。ただしソーセージなどの加工肉にはつなぎに炭水化物が使われていることもあるので注意。
ティータイムには【ブラックコーヒー】で脂肪燃焼をサポート
挽きたてをブラックで楽しんで
ブラックコーヒーには糖尿病の発症を抑えるというデータがあり、コーヒーはダイエットの味方になる飲料。ただし、砂糖たっぷりのコーヒーや甘い缶コーヒーなどは血糖値を一気に上げるので、ブラック以外はNG。
小腹がすいたら【チーズorナッツ】
ナチュラルチーズ、ナッツはなるべく無塩のものを選んでおやつに!
最近「ナッツの摂取量が多い人ほど寿命が長い」という論文が発表された。それほどナッツはビタミン、ミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸など、体にいい成分の宝庫。チーズは血糖値を上げずに良質なたんぱく質がとれる食品。どちらもおやつに最適。
味つけのアクセントには【酢】を活用しよう
血糖値を下げる効果がある酢は、積極的に使いたい調味料。また、酢に含まれるクエン酸やアミノ酸は疲労回復にも役立つ。ポン酢類はしょうゆなどの塩分が加えられているので別物と考えて。
食事のカサ増しには【大豆製品】を!
豆類には良質のたんぱく質、老化を防ぐポリフェノールやビタミンEが豊富。炭水化物などの主食を減らしたぶん、豆腐や納豆など、大豆製品でカサ増しを。
撮影/恩田亮一 取材・文・構成/山本美和
Edited by 中田 優子
公開日: