◆美のプロが斬る!
若さをフリーズさせる新機軸エイジングケア
「今年はエイジングケアが二極化。見た目年齢を遡らせるほどの激変をもたらす大人のための巻き戻し系に対し、ディオールに代表されるように若さを無駄遣いしない、すり減らさない発想のものも登場。今の30代の肌はひと昔前の20代後半に匹敵する美しさ。ここから転げ落ちていくのか、フリーズできるかの分岐点であり、今、キレイだからこそどうしていいかわからない人やもっと先の美肌を求める人の答えに、後者はなったはず。ストレスをもっとも抱えていて、その影響による揺らぎに一喜一憂する世代が求めるケアとして、ストレス対策が盛り込まれているのも印象的でした」
大人肌も満足した漲るツヤ
ディオール カプチュール ユース グロウ ブースター 30ml ¥11500/パルファン・クリスチャン・ディオール
ビタミンCを濃密に含み、ストレスや疲れの溜まった肌に輝きをチャージ。
浸透の仕方が楽しく肌は明るく
Red B.A ビギニングエンハンサー 70g ¥6800/ポーラ
アラサー肌はストレスの影響をもっとも受けやすいことに着目。泡がとろけながら肌をほぐし、次ステップの浸透力をアップ。
どんな肌も受け入れる浸透感
オルビスユー ローション 180ml ¥2700/オルビス
表面だけではなく、肌全層の水の通り道を確保することで、明るくみずみずしい肌へ。乾燥から老化が始まり出すアラサー世代に◎。
【べスコス選考方法】
メイク、スキンケアのカテゴリーにおいて、2018年を代表する各5部門を編集部にて選出。2018年1~12月に発売された、限定品を除くコスメを対象に、ジャーナリスト、スペシャリスト、エディター、ライター、VOCE編集部員は全10部門、ヘア&メイクアップアーティストはメイク編5部門を審査。一品につき10点満点で投票を行い、各部門の年間トップ3を決定しました。
撮影/ヤノコージ(STIJL)、伊藤泰寛 取材・文/楢﨑裕美、中川知春、小池菜奈子 構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
公開日:
この記事に登場したコスメ(3件)