シワのないハリ肌目指すならビタミンAで攻め!
レチノールやレチノイン酸などのビタミンAやその誘導体による“脱皮”ケアは、クリニック派から広がり大ブームに。A治療を極める上原先生が正解ケアを熱血指導!
教えてくれたのは…
医師
上原恵理先生
NGなしのぶっちゃけ美容投稿が話題!
形成外科医、美容外科医、皮膚科医。THE ONE.院長。『ホンマでっか!?TV』への出演で注目を集め、体を張って美を追求する姿を惜しげもなくさらけ出すYou TubeやSNSも大人気。
突撃取材したのは…
VOCE編集部員
N原
VOCE世代のアラサー。美容の最新ネタからガチに効くものを探しているときに美肌戦士の存在を知り、直撃取材に乗り出す!
ビタミンAで正しく攻める!Q&A
Q1.アイテム選びのポイントは?
A1.求める効果に合わせて濃度のレベルで選んで
基本的に、ビタミンAの濃度が高くなるほど、肌をターンオーバーさせる力が高くなり、効果もA反応も大きく。クリニック専売だと1クール(約3ヵ月)でファンデ不要になるほど劇的な変化が望める一方、皮がむけるなどリアクションは大きめ。逆にスマート リペア セラムのようなマス向けは、A反応がほぼゼロなぶん、効果もマイルドで継続使用が基本。効果とリスクのバランスで判断を。
Q2.A反応ってどのくらいの期間続くの?
A2.アイテムによりますがまずは1ヵ月間様子を見るべし
個人差もありますがクリニック専売のような強いものだと、半月過ぎたあたりにA反応のピークを迎え、1ヵ月を過ぎると落ち着いてくるもの。その頃にはシミ、くすみ、キメなどに変化が見られます。
Q3.A反応中のケアは?
A3.日中もこまめに保湿がマスト
角質が薄くなり、バリア機能が低下しているため、水分蒸発がしやすい状態。朝、コテコテに保湿剤を塗ってもすぐに砂漠化するので、日中も必携。UVケアも欠かさず、皮むきは我慢して。
Q4.ビタミンAケアが向いていない肌質はある?
A4.極度の乾燥肌なら避けた方がベター
もともとバリア機能が弱い極度の乾燥肌の人は、A反応が起こりやすい。ただでさえ弱いバリア機能がさらに弱体化し、赤みやかゆみが強く出る可能性が高いので、注意が必要。
撮影/当瀬真衣(TRIVAL/上原さん)、金栄珠(N原、静物) ヘアメイク/久保フユミ(ROI/上原さん) イラスト/ちばあやか 取材・文/楢崎裕美
Edited by 並原 綾
公開日:
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